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【ベトナム】オートアベニュー、日系初の中古車専門店

7/10(月) 11:30配信

NNA

 中古車販売などを手掛けるオートアベニュー(東京都西東京市)は8日、ホーチミン市12区に中古車販売店「オートアベニュー・トーキョー」をオープンした。同社によると、ベトナム初の日系の中古車販売店となる。2018年に東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の完成車の輸入関税が撤廃されるのを見越して進出した。日本と同様の厳格な査定で選んだ中古車を販売する。
 オートアベニュー・トーキョーは同市12区に開設。オートアベニューが97%を出資した現地法人で、資本金は30万米ドル(約3,400万円)。およそ20台が展示できるほか、修理や塗装スペースなども設けた日本式の中古車販売店になる。
 オートアベニュー・トーキョーの伊藤宏治社長はNNAなどに対し、「18年にASEAN域内の自動車の輸入関税がゼロになることを見越して進出した。ベトナムの自動車の流通量は増えると予想される中、中古車市場を活性化させることで、車の買い替えが早まり、新車市場はさらに伸びる。ベトナムの自動車産業に貢献したい」と話した。
 同社が扱う中古車については、日本自動車査定協会の中古自動車査定士の資格取得者をリーダーとした査定チームが、買い取る車を日本と同様の基準でチェックする。その際、事故車両は買い取り対象外で査定しない。買い取り後は修理や塗装などを施し、新車並みに直して販売する。販売価格には6カ月に一度の定期メンテナンス、その際の洗車やオイル交換を無料提供するなどのサービスが含まれている。
 伊藤社長は、ベトナムの中古車販売店は、売りたい人が店に持ち込んで売れた場合に手数料を取得する形態で営業し、修理はしていないと指摘。オートアベニュー・トーキョーでは、車の査定情報の透明性を担保し、メンテナンスや修理も一括して提供することを強調した。
 販売目標については、18年の関税自由化の前に指標を見直しているとした上で、「月15台は常に目指していきたい」(伊藤社長)と述べた。現在は営業や修理などを含めて13人の従業員がいる。
 ■輸入業ライセンスも取得
 同社は当面、ベトナム国内の自動車を買い取って販売するが、伊藤社長はNNAに対し、「縦軸と横軸でビジネス展開を検討している」と述べ、18年1月以降は、新車の販売も視野に入れていると説明した。既に自動車や自動車部品の輸入業ライセンスを取得しており、「18年1月以降の市場の動向を見ながら、どの国から自動車を輸入するかも検討していく」と述べた。また「横軸」としては、ベトナムでの多店舗展開も検討しているという。

最終更新:7/10(月) 11:30
NNA