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史上最悪のウィンブルドン コートが「滑る」と選手悲鳴「まるで氷」

7/10(月) 20:14配信

J-CASTニュース

 熱戦が続くテニスのウィンブルドン選手権だが、「コートが滑る」と出場選手が苦言を呈している。元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は「芝の状態が過去の大会と何か違う」と苦言を呈したほか、アリソン・リスケ(米国)は「まるで氷のようだ」との感想を述べた。

 131回目の開催となる世界で最も伝統ある大会に、何が起きているのか。

■「今日の芝生は何かが違った」

 ウィンブルドンは4大大会唯一のグラスコート(芝)。もともと芝はハードコートなどと比べて滑りやすいとされているが、2017年大会は輪をかけて滑ると感じる選手が多いようだ。

 7月9日付の豪州テレビ局「The ABC Board」によると、8日にセンターコートで3回戦を行ったジョコビッチは「今日の芝生は何かが違った。ベースラインの両側60センチメートルほどが少し柔らかかった」と述べている。さらに、同日ジョコビッチの後にセンターコートで試合したロジャー・フェデラー(スイス)は、「過去のウィンブルドンではこのような経験はしたことがない。滑るね。コート上で正確に動くのが難しくなればプレーしづらくなる。選手がけがをするのは決して見たくない」と話している。

 実際、フェデラーと対戦したミーシャ・ズベレフ(ドイツ)は試合中に転倒しているほか、錦織圭が7日の3回戦で敗れたロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)も足を滑らせる場面が何度も見られた。

 芝に足を取られて負傷した選手もいる。クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)は6日の女子2回戦で、芝の状態の悪さからウォームアップ中に足首をひねった。7日付AFP通信でムラデノビッチは「ベースラインは非常に滑りやすくなっている。もう芝がない。もはやクレーでもない。コートサイドに巨大な穴があった」と荒れたコートに不満を述べている。この試合でムラデノビッチに勝利したリスケは、「コートはまるで氷のようだった」と滑りやすさを語っている。

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最終更新:7/10(月) 20:14
J-CASTニュース