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【台湾】3千万ドル以上の資産保有者数、台湾は世界23位

7/10(月) 11:30配信

NNA

 不動産コンサルタント世界大手の英ナイトフランクがこのほど発表した超富裕層の動向調査「ウェルス(富)レポート」によると、2016年に居住用住宅を除いた個人資産が3,000万米ドル(約34億円)以上の人の数は世界で19万3,490人だった。このうち台湾は1,676人で、前回調査から5%増加し、上位富裕層の数は国・地域別で23位だった。
 7日付工商時報が伝えた。台湾の上位富裕層の資産の多くは不動産。国・地域別の資産保有状況を見ると、住宅用建物の1人当たり保有数は台湾がマレーシアと並ぶ4.0棟で、サウジアラビア(4.3棟)に次いで多かった。投資先では、商業用不動産が42%、海外での不動産が29%に上っている。
 一方、台湾域内の高級住宅への投資は26%にとどまった。このほか、上位富裕層の84%が台湾で不動産価格水準が最も高い台北市に住んでいる実態も浮き彫りになった。
 世界の都市別で見ると、台北市は「ウェルス指数」で15位。うち、「交通の利便性指標」は8位と高いが、「投資指標」は18位で、「将来のウェルス指標」は19位にとどまった。ナイトフランクは「政府や民間企業が投資のさらなる呼び込みに向けた努力が必要」と指摘している。
 ナイトフランクは、今後10年で上位富裕層が現行比約43%増加すると予想。増加分の多くが中国やベトナムなど成長著しい新興国・地域で、中でも中国では北京市や上海市の富裕層の数が英ロンドンや香港を追い抜くのも時間の問題とみている。一方で、国・地域別23位だった台湾の富裕層数ランキングは今後10年で25位まで下がると予測している。

最終更新:7/10(月) 11:30
NNA