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松山英樹 全英への課題はムービングサタデーの“悪い癖”

7/10(月) 12:22配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【アイルランドオープン】

 プロ2年目のジョン・ラーム(22・スペイン)が2イーグル、5バーディー(2ボギー)を奪う65の猛攻を見せて、通算24アンダーで欧州ツアー初優勝を果たした。今季米ツアーのファーマーズ・インシュランスに次いで2勝目。

 そのラームと予選2日間を同組でプレーしたのが松山英樹(25)だ。22位発進の最終日は5バーディー(1ボギー)を奪ったが、通算13アンダー14位タイに終わった。

 2人の4日間を比べるとラームは65(3位)・67(3位)、67(1位)、65(1位)と安定して60台をキープした。一方、松山は67(9位)、68(8位)、72(22位)、68位(14位)。

 松山は3日目にパープレーと、ムービングサタデーにスコアを伸ばせなかったのが優勝争いに残れなかった原因といえる。

 実はメジャーで自己ベストの2位だった全米オープンでも3日目に71と伸ばせず8位から14位に後退。11位だったマスターズは3日目に74をたたき16位から28位に後退している。いずれも最終日に巻き返しているだけに土曜日のプレーが痛い。

「3日目は試合が大きく動くといわれるように、各選手ともがむしゃらにピンを攻めてくる。松山も世界トップクラスの爆発力があって、決して守りに入っているわけではないが、自分から仕掛けにいって崩れることが多い。4日間、72ホールの組み立てをもっとバランスよくできるようになれば鬼に金棒です。経験は十分に積んでおり、3日目にどうすればスコアを伸ばせるかが全英に向けた課題といえます」(評論家の菅野徳雄氏)

 松山は3日目に「思うようにスコアを伸ばせなかった」と反省したが、毎度同じでは進歩がない。