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【七夕賞】ゼーヴィント 横綱相撲でねじ伏せた 絶好調男・戸崎圭に導かれ重賞V2 

7/10(月) 6:04配信

デイリースポーツ

 「七夕賞・G3」(9日、福島)

 絶好調男に導かれて貫禄のVだ。1番人気ゼーヴィントが横綱相撲で昨年のラジオNIKKEI賞以来となる、重賞2勝目をゲットした。8日に37歳の誕生日を迎えたばかりの戸崎圭は、史上3人目(4回目)のレース連覇を達成。土日で9勝と大暴れした。積極策から粘り込んだ5番人気マイネルフロストが2着。2番人気マルターズアポジーは直線で失速し、11着に敗れた。

 照りつける強い日差しを全身で浴びながら、1番人気ゼーヴィントが躍動する。5カ月半ぶりもお構いなし。横綱相撲と呼ぶにふさわしい内容で、展望を大きく切り開いた。

 戸崎圭が満足げに汗をぬぐう。「先行馬がある程度いたので、その後ろあたりになるかな」と予定通りの中団待機策から徐々に進出し、ラストは力でねじ伏せた。「走り方が良くなっている。さらに上を目指せます」とべた褒めした鞍上は昨年のアルバートドックに続く連覇、そして今週9勝の固め打ちと大暴れ。8日に迎えた37歳の誕生日を、自らの手で派手にお祝いだ。

 一方、厳しい顔つきで言葉を発したのは木村師。「向正面では重たそうな走り。地力で頑張ってくれた」と愛馬に頭を下げた。思ったほどの負荷をかけられなかった最終追いを考慮し、レースまでに調整を工夫。「それが正しかったのか分からない。こういう期待馬を預からせていただいている。もっとしっかりしないといけない」と美酒に酔うことなく、表情を引き締める。

 決して万全とはいかない状態でのVは、ポテンシャルの裏付け。トレーナーは「脚元が丈夫な馬ではない。様子を見て」と次走の明言を避けたが、秋のG1参戦を問われた際には「ちゃんとやっていけば、そういうところへ行くようになる」と言い切った。重賞で(2・3・0・0)と底を見せていないディープインパクト産駒の4歳馬。さらなる飛躍の時が楽しみでならない。

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