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〔東京株式〕3日ぶり反発=米株高・円安で終日堅調(10日)

7/10(月) 15:30配信

時事通信

 【第1部】日経平均株価は前営業日比151円89銭高の2万0080円98銭、東証株価指数(TOPIX)は8.42ポイント高の1615.48と、ともに3営業日ぶり反発。前週末の米国株が上昇した上、円相場が軟化したことから買いが優勢となり、株価指数は終日堅調に推移した。
 銘柄の70%が上昇し、23%は下落した。出来高は15億4025万株、売買代金は2兆0992億円。
 業種別株価指数(33業種)は、海運業、その他製品、ゴム製品、電気機器などが上昇。石油・石炭製品、情報・通信業などは下落。
 個別では、トヨタ、ホンダなど自動車株が総じて堅調。ブリヂストンが値を上げ、東エレク、アドバンテスの半導体関連株やソニー、キヤノンは買われた。商船三井が上伸し、新日鉄住は切り返した。住友不、JR東日本が高く、任天堂、KLabも上昇。半面、三菱UFJ、みずほFGがさえず、NTT、KDDIは売られた。7&iHDは続落し、JXTG、石油資源は軟調。
 ▽商いは膨らまず
 前週末の米国株高を引き継ぎ、東京市場は買い優勢でスタート。為替の円安も輸出関連株には追い風となり、日経平均の上げ幅は一時200円近くまで広がった。ただ、「海外投資家はまだ積極的に売買に参加していない印象だった」(銀行系証券)とされ、株価指数の値動きが堅調だった割には、出来高や売買代金はさほど膨らまなかった。
 前週末の日銀による「指し値オペ」で為替は円安に振れたものの、10日の東京市場では「国内の金利を抑制し、銀行の利ざやを悪化させる」(中堅証券)という側面も意識され、大手銀行株が下落。東証株価指数(TOPIX)の重しになった。政策期待で株価が上昇する場面が減る中、頼みの綱は企業業績だが、4~6月期決算発表が本格化するのは今月下旬で、「当面は海外市場の動向を見ながら一進一退」(前出の銀行系証券)という。

最終更新:7/10(月) 17:28
時事通信