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【高校野球茨城大会】東風・佐賀史宗投手 「絶対的エース」短い夏終わる

7/10(月) 7:55配信

産経新聞

 「とにかく思い切って投げよう」

 二回、2点を奪われなおも満塁のピンチ。投じた渾身(こんしん)の直球は竜ケ崎一の2番・萩原に打ち返され、リードを4点に広げられた。東風の夏は初戦で幕を閉じた。

 春季県大会で最速145キロを記録。一躍、県内の注目投手の一人に名乗りを上げた。だが、大会後は球速を意識するあまり、投球フォームを崩した。必死に修正を繰り返して臨んだ最後の夏。「もっと投げたかった…」と涙をこらえながら振り返った。

 「絶対的エース」と信頼を寄せてきた桜庭裕也監督は、序盤に大量失点を喫しても続投させた。「コールド負けして悔しい」と肩を震わせるエースを、監督は「佐賀で勝ってきたチームだ」と慰めた。

 後輩に思いを託す背番号1は「今日の悔しさを忘れず、練習に励んでほしい」とエールを送り、「この仲間たちと野球をやってこられてよかった。これからもっと上のレベルで頑張りたい」と前を見据えた。(丸山将)

最終更新:7/10(月) 7:55
産経新聞