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『あの花』『ここさけ』の岡田麿里が初監督に挑む!『さよならの朝に約束の花をかざろう』2018年2月24日劇場公開決定!

7/10(月) 11:14配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013公開)、『心が叫びたがってるんだ。』(2015公開)の脚本を務め、さらに今年には『暗黒女子』(2017/4月公開)『先生!』(2017/10月公開)とアニメにとどまらず実写映画の脚本も手掛ける、岡田麿里が監督・脚本を務める最新作、『さよならの朝に約束の花をかざろう』が 2018年2月24日に全国公開されることが決定した。

映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』特報映像はこちら

『あの花』『ここさけ』とヒットを生み出してきた岡田麿里。今までは脚本という形で少年少女たちのもどかしい青春を細やかな心理描写で描き、観るものを虜にしてきた彼女が監督として、ついにデビューする。

この度、本作のティザービジュアルが到着!草原の中を走る二人の向こうに大きな空が広がる、壮大な世界を感じさせるビジュアルとなっている。合わせて前売券発売情報が解禁、公式サイト・公式 Twitterも開設され、作品への期待も高まる。

また今回の解禁に合わせて、岡田麿里監督とアニメーション制作を手掛ける P.A.WORKS(ピーエーワークス)の堀川代表から下記コメントが届いた。なぜ、脚本から監督へ挑戦することとなったのか、本作の意気込みが語られます。

また、今回解禁される特報では、山間に豊かな水を湛え、広がる石橋を髪の長い1人の少女が走り、どこか愁いを帯びた瞳で、何かを見つめている…。そして、旗を織る手、歴史を感じさせる石畳の街並み、大きな手が小さな手を取り合うシーンなど、数々のイメージがテンポよくつながり、今までとは違う新たな世界が提示され、岡田麿里が描く新たな感動への期待が膨らむ映像が完成した。

<岡田麿里監督 プロフィール>
1976年生まれ、埼玉県出身。
1996年にビデオシネマで脚本家デビューを果たし、以降も漫画原作やゲーム、ラジオドラマなどの脚本を手掛ける。
1998年に「DT エイトロン」でアニメ脚本を手掛けてからは、アニメを中心に数々のヒット作品のシリーズ構成・脚本を担当。

主な作品
・スケッチブック ~full color‘s~(07)
・花咲くいろは(11)
・true tears(08)
・劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(13)
・とらドラ!(08)
・劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(13)
・黒執事/黒執事 II(08、10)
・心が叫びたがってるんだ。(15)

コメント
今から五年前。P.A.WORKSで脚本を担当した作品のイベントがあり、その楽屋で堀川社長に「岡田さんの100%をさらけだした作品を、いつか見てみたい」と言われました。阿呆な私はその言葉を完全に真に受け、悶々と考えました。「作品で自分をさらけだすって、どういうことだろう?」アニメーション制作という多くの人がかかわる共同作業の世界で、堀川社長の言葉を実現しようとするなら、すべてのセクションに最初から最後まで関わるしかない。私は堀川社長に、監督をやらせてほしいとお願いしました。緊張しすぎて、口の中がからからになったのを覚えています。
この『さよならの朝に約束の花をかざろう』は、脚本家の視点としてずっと書いてみたかった物語です。監督として、その先にある映像や音などにも触れさせてもらえることになり、大きな喜びと同時にプレッシャーもあります。それらを乗り越えられるのは、作品に参加してくれるスタッフのおかげです。
憧れていた素晴らしいクリエイターの先輩方、尊敬し信頼できる同世代の仲間たち、新しい刺激をくれる力ある若者たち。慣れない仕事に迷惑をかけてばかりの私を、真摯な仕事と熱意で支えてくれる皆と、長い時間を共に過ごし話し合いを重ねて。あがってくる素材をチェックするたび、子供の頃の夏休み、アニメ映画を見て「すごい!」と前のめりになった気持ちが蘇ってきます。画面をこえてどこまでも、見知らぬ世界が続いていくようなあのときめき。まだ制作過程ではありますが、素晴らしいスタッフの力で、ちっぽけな私の 100%などゆうに飛び越えた作品になると確信しています。
人と人とのふれあいが織りなす、出会いと別れの物語。誰もがいつかの自分を重ね合わせられるような、じんわりとした温かさのある作品を目指しています。どうぞよろしくお願いいたします。

<堀川憲司 プロフィール>
1965年5月5日生まれ、愛知県江南市出身のアニメプロデューサー。アニメ制作会社・P.A.WORKS 代表取締役でもある。主な作品として『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』(13)などがある。

コメント
一人の作家が抱える世界観が、作品の隅々まで浸透している作品をアニメーションで作ってみたい。そんな話を脚本家の岡田麿里さんにしたことを記憶しています。包み隠すところのない岡田麿里 100%の物語の中に、共同作業のセオリーでは届かないであろう、深く不可解な人の内面を描いて欲しかったのです。岡田さんはそれをエンターテインメントとして書ける人です。
しばらくして岡田さんから「作りたい作品があります。監督をやらせてくれませんか」と相談を受けました。監督という提案には驚きましたが、言葉を絞り出す岡田さんからは覚悟が伺えました。劇場作品であることを条件にOKしました。
『さよならの朝に約束の花をかざろう』のキャストが決まった頃、脚本の読み合わせをしました。大きな手応えを感じるものでした。その日の僕の備忘録には、「この作品を与えてくれてありがとう。監督に感謝の気持ちが湧いてきた」と書かれています。
この作品のテーマについて、岡田監督とは話さないようにしています。ストーリーの底に流れる、岡田監督自身も意識していないであろう“らしさ”を、何度も観て感じたいと思います。
これは全編を通して愛する者と愛される者の物語であり、岡田さんの血を分けた複数のキャラクターが、互いに愛を問う物語だと思います。脚本家の岡田さんが、言葉だけではなく、言葉と映像と音を併せた映画を監督することで可能になった表現です。
初監督をサポートするのは「この作品は素晴らしい作品になるに違いない。最高のものにしたい」と考える力のあるスタッフばかりです。その意気込みが強すぎて、完成予定日を考えるとプロデューサーとしては日々頭を抱えてのた打ち回らずにはいられません。ちゃんと完成したら岡田監督には、ラインプロデューサー堀川の灰になった骨を拾って貰おうと思います。

●作品情報
『さよならの朝に約束の花をかざろう』
2018年2月24日(土)ロードショー

【スタッフ】
監督・脚本:岡田麿里(『心が叫びたがってるんだ。』脚本、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』脚本、『花咲くいろは』脚本)
チーフディレクター:篠原俊哉
キャラクター原案:吉田明彦
キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子
美術監督:東地和生
美術設定・コンセプトデザイン:岡田有章
音楽:川井憲次
音響監督:若林和弘
アニメーション制作:P.A.WORKS

(C)PROJECT MAQUIA

関連リンク
『さよならの朝に約束の花をかざろう』公式サイト