ここから本文です

(風 香港から)「自由、それが香港の強みです」 古谷浩一

7/10(月) 16:00配信 有料

朝日新聞デジタル

 20年前の香港で、「1841」と題した演劇が上演されたことがある。
 1841年、英国人たちが上陸占拠した香港の村での驚きと戸惑いを描いた劇だった。村に残るか、脱出するか、あるいは戦うのか。悩んだ末、村に残る決心をする母親が主人公だ。
 重ねたテーマはもちろん、1997年の中国返還に直面した香港人の心の揺れだった。劇中で、英国国歌は、大音響の中国国歌にかき消されていく。
 香港演芸学院の学生で、28歳だった黄婉萍さんが主人公を演じた。当時の朝日新聞の香港特派員に対し、黄さんは返還についてこう語っている。
 「子供が養母から実母に引き渡されるような違和感があります」
     *
 朝日新聞は当時、「私の香港」と題した連載で、30人以上の香港の市井の人々の返還への思いを伝えた。……本文:2,190文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

  • 通常価格:
    390円/月(初月無料)
  • 会員価格会員価格:
    324円/月(初月無料)

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上、ご購入ください。

Yahoo!プレミアム会員登録はこちら(月額498円)

朝日新聞社