ここから本文です

逆転劇にがっかり 浦和“J2降格”を他クラブが待ち望むワケ

7/10(月) 15:34配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 9日のJリーグで浦和が最下位に低迷する新潟を破り、かろうじてクビは回避できた。5日の川崎戦で大敗した後、成績不振を理由に「新潟戦から、連勝できなかったら(最初に)私がチームから出て行く」と明言していたペトロビッチ監督が、何とか辞表を出さなくて済んだからである。

 試合は前半35分に5連敗中の新潟が先制。しかし、浦和がここから粘りを見せて1―1の同点から後半34分、FWラファエル・シルバが右足で劇的逆転弾。勝ち点3をゲットした。

「この試合結果にガッカリしていたのが、J2に所属する各クラブの営業担当です」と某サッカーライターがこう続ける。

「浦和はJでダントツの観客動員力を誇り、アウェーに大挙して押し寄せるサポーターも多い。J2は、たとえば都市圏の調布市が本拠地の東京Vでも、4000人前後の観客数に悩まされ、それこそ6、7000人で徒党を組んでやってくる浦和の“熱い”サポーターが、ノドから手が出るほど欲しい。負けが込んでペトロビッチ監督が解任され、後任監督が就いてもチーム状況が、なかなか上向かずにJ2降格――となることをJ2のクラブ関係者は願ってる」

 観客動員力といえば浦和戦の敗退で通算2勝2分け14敗となり、クラブ初のJ2降格が現実味を帯びている新潟のサポーターたちも“熱さ”の面では、Jの中でも上位にランクされる。しかしアウェーの動員力となると地方クラブのハンディもあり、浦和と比べると月とスッポンである。

「新潟よりも浦和が(J2に)落っこちてくれないかな……」。J2各クラブの営業担当のホンネ中の本音なのである。

スポーツナビ サッカー情報

今日のJリーグ 試合情報

J1