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〔ロンドン外為〕円、114円台前半(10日正午)

7/10(月) 20:30配信

時事通信

 【ロンドン時事】週明け10日午前のロンドン外国為替市場では、前週末の米雇用統計を受けたドル買い地合いが続き、円相場は1ドル=114円台前半に下落した。正午現在は114円15~25銭と、前週末午後4時(113円95銭~114円05銭)比20銭の円安・ドル高。
 円は朝方、114円20銭近辺で取引された。米長期金利の下落を眺めてドル売りが出たため、一時114円近辺に強含んだが、その後は薄商いの中を朝方の水準に押し戻された。
 スイスクオート・バンクのヤン・ケレン氏は「市場では米追加利上げの可能性が高まっていると見られており、日銀にとって良いニュースだ。10年物の米国債と日本国債の利回り差は拡大している。米国はゼロ金利政策が終わりを告げつつあり、デフレと闘ってきた日本にも物価上昇のチャンスが訪れるかもしれない。地政学的な不透明感の後退を背景に、円は一段と下落するだろう」との見方を示した。
 一方、ラボバンクの上級FXストラテジスト、ジェーン・フォーリー氏は「今週は米国の卸売物価と消費者物価が発表される。市場が米国の物価圧力の欠如を懸念しているのは明白だ」と指摘。追加利上げの可能性を探る手掛かりとして、米国のインフレが注目されていると強調した。
 ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1385~1395ドル(1.1385~1395ドル)。対円では同130円00~10銭(129円80~90銭)。
 ポンドは1ポンド=1.2870~2880ドル(1.2875~2885ドル)と横ばい。スイスフランは1ドル=0.9665~9675フラン(0.9640~9650フラン)。

最終更新:7/10(月) 22:26
時事通信