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<過労自殺>西日本高速を書類送検 労基法違反の疑い

7/10(月) 19:28配信

毎日新聞

 2015年2月に過労自殺した西日本高速道路(大阪市)の男性社員(当時34歳)に違法な長時間残業をさせていたとして、神戸西労働基準監督署は労働基準法違反の疑いで、法人としての同社と、男性の当時の上司ら7人を神戸地検に書類送検した。

 送検は6月23日付。男性の自殺は15年12月に労災認定され、遺族が昨年11月、会社や上司らを労基法違反容疑で同署に告発していた。

 関係者によると、男性は14年10月に神戸市垂水区の道路事務所へ異動後、未経験だった工事全般の管理業務に従事。10~12月の残業が過労死ラインとされる月80時間を大幅に超え、150~178時間に達する違法状態が続いた。11月には徹夜勤務後に退勤し、わずか8分後の午前5時7分に再び出勤し、事実上、連続36時間働いたこともあった。この結果、男性はうつ病を発症し、15年2月16日に神戸市内の社員寮で自殺した。

 遺族は今年に入り、当時の執行役員や上司ら8人を業務上過失致死容疑でも神戸地検に告訴している。

 同社は「このようなことが二度と起きないよう、労働時間の正確な把握の徹底を会社全体で進めている」などとコメントした。【望月靖祥】

最終更新:7/10(月) 19:28
毎日新聞