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マルコメ、ミランダ・カーと異色“みそコラボ”のワケ

7/10(月) 15:24配信

ITmedia ビジネスオンライン

 マルコメは7月10日、トップモデルのミランダ・カーさんとコラボした新商品「オーガニックみそパウダー」を8月下旬に発売すると発表した。有機みそを粉末化したもので、「野菜だし」「かつお昆布だし」の2種類をラインアップ。オーガニック食品を好むミランダさんが監修し、化学調味料を一切使用していない点が特徴だ。

【料理中のミランダ・カーさん】

 みそ汁だけでなく、サラダのドレッシングや和食・洋食の味付けにも使用できる。20~40代の働く女性を主なターゲットとしつつ、ミランダさんの知名度を生かし、これまでリーチできなかった若い男性など新たな顧客層の獲得を目指す。

 ミランダさんはこの日、報道陣向けに公開された調理実演に登場。オーガニックみそパウダーを使用したサラダなどの得意料理を披露し、「この商品は、分量を調節しやすい点や、料理に取り入れやすい点がポイント。オーガニックな食生活は美容にも効果的」などとコメントしていた。

 マルコメは2016年から“発酵食アンバサダー”として、「プラス糀 無添加 糀美人」「ダイズラボ 大豆粉」などのテレビCMにミランダさんを起用。認知度の拡大と売り上げの向上につなげてきた。

 マルコメの青木時男社長は、「ミランダさんが大の日本食好きで、美容と健康のために発酵食品を食生活に取り入れているという話を聞き、2016年から商品のPRをお願いしている。17年も引き続き協力し、日本で古くから続いてきたみそ汁の魅力を世界にアピールしていきたい」と意気込みを話す。

 また、マーケティング本部 コミュニケーションデザイン部の其田(そのだ)譲治部長は、「『ミランダ・カーとマルコメが手を組んだ』という情報が世間に広がると、一般消費者の方は『なぜマルコメが?』「なぜ日本の芸能人じゃなくてミランダ・カーなの?」などと疑問を持つ。こうした疑問をきっかけに当社に興味を持ってもらい、商品を購入するきっかけにしてもらう狙い」と説明する。

 現在、みそ市場の規模は約1000億円だが、若い人を中心に消費量の減少が続いている。市場シェアトップのマルコメは17年1月に、アイドルグループの「モーニング娘。'17」とコラボした商品「モーニングみそ汁」を発売するなど、話題性を重視したプロモーション活動に注力している。

 18年以降の方針について、其田部長は「ミランダさんを起用したプロモーションを継続するかどうかは未定」と説明。同社は15年、イメージキャラクター“マルコメちゃん”として一般人を起用したプロモーションを実施し、話題を呼んだが、「一般人・有名人のどちらをプロモーションに起用していくかも決まっていない。さまざまな選択肢を検討していきたい」と話している。