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<京都刑務所>10日間違法に長く服役 男性へ賠償検討

7/10(月) 19:48配信

毎日新聞

 法務省の近畿地方更生保護委員会などは10日、京都刑務所の元受刑者の男性を本来より10日間長く服役させるミスがあったと発表した。刑期に関する情報を誤って文書に記載したのが原因で、既に男性に謝罪。今後、賠償も検討する。

 発表によると、男性は懲役刑が確定して服役後、今年3月に仮釈放されたが、規則を守らなかったとして、同委員会が4月に仮釈放を取り消した。委員会は男性を一時的に留置する京都拘置所への通知文書で、男性の「未決勾留日数」を本来より10日間短い20日と誤記載。未決勾留日数は、逮捕から判決確定までの勾留期間で、裁判官の判断で一部または全部が刑期から差し引かれる。

 男性は京都刑務所に移送されて10日分長い刑期を服役。刑務所側もミスに気付かず、男性は6月に出所した。検察庁が書類でミスに気付き、指摘した。

 同委員会の大矢裕委員長は「あってはならない事態で深くおわびしたい」との談話を出した。【原田啓之】

最終更新:7/10(月) 21:18
毎日新聞