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ノーベル平和賞・劉暁波氏が危篤 服役中、がんと診断

7/10(月) 18:47配信

朝日新聞デジタル

 ノーベル平和賞受賞者で、服役中に末期の肝臓がんと診断された中国の「獄中の人権活動家」劉暁波(リウシアオポー)氏(61)について、劉氏が入院している遼寧省瀋陽の中国医科大学付属第一病院は10日、病院のサイトで「危篤状態にある」と発表した。容体は一進一退の状態が続いているとみられる。

【写真】当局が撮影し、6月下旬、外部に出したとみられる動画。劉暁波氏が看護師らの処置を受けている様子とみられる=YouTubeから

 発表によると、劉氏は腹部の膨らみがひどく腹膜炎が起きている上、血圧が低下。急性腎不全や腸閉塞(へいそく)も併発していると指摘。がんの病巣が拡大し肝臓内で出血が起き、腹部に転移したがんも増えているという。

 中国の専門医チームは10日の診断で、劉氏が危篤状態にあると判断。病院側は緊急態勢で対応しているが、手術や放射線治療は不適切とする専門医の診断を踏まえ、血圧をコントロールし、感染を防ぐ治療を行っているという。

朝日新聞社