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金塊密輸、利ざや狙いで相次ぐ

7/10(月) 7:55配信

産経新聞

 海外から日本に金塊を密輸する事件が相次いでいる。日本で売りさばき、消費税分の利ざやを稼ぐのが目的とみられる。

 関西国際空港では4月、100キロ超(5億円以上相当)の金塊を密輸しようとしたマレーシア人10人を大阪税関が摘発。6月には、成田空港経由で韓国から金塊33キロ(約1億5千万円相当)を密輸しようとしたとして、千葉県警が男女計10人を逮捕。このグループは平成26年11月ごろから少なくとも計約550キロ(約25億円相当)の金を密輸していた疑いが持たれている。

 同様の密輸事件が繰り返されるのは、日本では金塊を輸入した場合、税関に申告した上で消費税を納める制度があるためだ。消費税のかからない海外で金塊を購入し、密輸して消費税込みで国内で売り渡せば、消費税8%分の利ざやを稼ぐことができる。水際対策を進める捜査当局からは、対策や規制の強化を求める声が上がっている。

最終更新:7/10(月) 7:55
産経新聞