ここから本文です

高安、開き直って初白星=新大関の重圧受け入れる-大相撲名古屋場所

7/10(月) 20:50配信

時事通信

 大関として初めて勝ち名乗りを受けた高安の表情に安堵(あんど)感がにじんだ。不覚を取った初日の反省を生かし、懸命に白星をもぎ取った。

〔写真特集〕大相撲の高安~新大関誕生!~

 勢の動きをよく見て右からかち上げた。「うまく踏み込めたし、中にも入れた」。肩透かし気味の引きに前のめりになりながらも、左の差し手を突きつけながら足を運んで寄り切った。

 初日の北勝富士戦では、かち上げをしっかり当てられず、もともと腰高なのに上体が伸び切ってしまった。「きのうは中途半端だったから、きょうははっきりとした相撲を心掛けた」。重圧に負けて迷いが生じかねない状況で、自分の立ち合いを見直し、そして貫いた。

 新大関として臨んだ場所の初日は、やはり今までとは違った。空回りした自分と一晩向き合い、「いろんな緊張感を味わいながらやる」。この日の朝には、重圧を受け入れようと開き直れた。

 落ち着きを取り戻せそうな白星を手にし、「あしたも前向きに取り組みたい。ここから徐々にペースを上げていきたい」。心機一転した新大関に、言葉の勢いも戻ってきた。

最終更新:7/10(月) 22:49
時事通信