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【2歳勝ち馬診断】「トーホウジャッカルを想起させる」グランデウィーク

7/10(月) 21:52配信

スポーツ報知

【グランデウィーク(牡2歳、美浦・畠山吉宏厩舎)、父スペシャルウィーク、母プロフェシーライツ、馬トクPOG指名者数116人】

 9日の福島5Rの2歳新馬(芝1800メートル、14頭立て、シゲルヤングコーン競走除外)は、1番人気のグランデウィーク(牡2歳、美浦・畠山吉宏厩舎=スペシャルウィーク産駒)が、4角で外によれたハクサンフエロ(3位入線4着降着)の影響をモロに受けたが、そこから立て直して、首差で初Vを飾った。勝ち時計は1分51秒2。

 「素質は高い」と引き揚げてきた戸崎は「レースで若さを見せたが、4コーナーで振られながら勝てたのは能力。今後、落ち着いてくれば」とコメント。畠山調教師も「レース前にいれこみ、スタートダッシュもつかないなど課題が多く残った。力は確認できたが…」と複雑な表情だった。

 確かにゲートが甘く、二の脚もなかったが、道中うながされると外から一気にポジションを上げ、最後のコーナーで外に振られても全くひるまなかった勝負根性は大きく評価できる。歴戦の古馬でも絶体絶命な局面。デビュー戦の2歳馬に、なかなかできない芸当だ。

 新馬、若竹賞を連勝したバンザイ(父タイキシャトル)の半弟。育成先の北海道・グランデファームでの評価も非常に高く、調教騎乗者は「ストライドが大きく、バネがあり、同じ栗毛のスペシャルウィーク産駒の菊花賞馬トーホウジャッカルを想起させる」と話していた。

 課題はトレーナーも心配するテンションの部分だろうが、実際レースで暴発したわけでもなく、その闘争心旺盛なキャラに逆に興味をそそられた。福島コースでは収まりきらないスケールを感じさせた雄大な走り。ぜひ中央場所で見たい。(大上 賢一郎)

最終更新:7/10(月) 22:44
スポーツ報知

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