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【オリックス】吉田正、1号特大弾に「アメイジング!」

7/11(火) 7:03配信

スポーツ報知

◆オリックス11―0日本ハム(10日、京セラドーム大阪)

 待ちに待った瞬間だった。初回1死二塁。吉田正は持ち味のフルスイングで、浦野の2球目の直球を捉えた。筋肉の音が聞こえてきそうな強烈なひと振り。「完璧」と振り返った打球は、たちまち右翼スタンド5階席へ消えた。「真っすぐ一本に狙ってしっかり打ちにいけた。一番いい形になった」。推定130メートルの特大弾。9日の試合前練習中に鉄パイプが落下し、中島が負傷する事故があったが、そんな“鉄パイプショック”を吹き飛ばす今季1号で、チームに連勝をもたらした。

 ルーキーだった昨季は「1番・DH」で開幕を迎え、プロ野球の新人記録に並ぶ開幕から6試合連続安打をマーク。しかし、4月下旬に腰を痛めて約4か月間離脱。8月に復帰すると、そこから42試合で10本塁打を放つなどパワーで圧倒した。大いに期待されて迎えた2年目だったが、開幕直前の3月にまたも腰を痛めて無念の離脱となった。

 5月に2軍で実戦復帰を果たしたものの、翌日に再び腰を痛めてリハビリ生活に逆戻り。「早く勝利に貢献したい」。その思いだけが募っていった。ようやく9日に1軍に昇格。スタメン出場を果たし、3回2死満塁でいきなり決勝2点打を放った。復帰後の2試合で6打数4安打4打点。福良監督も「吉田の一本で活気づいた。初回の3点が大きい」と最敬礼した。

 新パフォーマンスも早くも定着しつつある。9日のお立ち台で、感想を聞かれた際に叫んだ、驚くべき、すごいを意味する「アメイジング!」という言葉。「今日はちょっと迷ったんですが…」と、この日のお立ち台でも第一声で披露。大逆襲の立役者となり、このフレーズを「神ってる」に負けない流行語にする。(筒井 琴美)

 ◆吉田 正尚(よしだ・まさたか)1993年7月15日、福井県生まれ。23歳。敦賀気比高では1年夏、2年春に4番で甲子園出場し、通算52本塁打。青学大では大学日本代表に選ばれ4番を務めた。15年ドラフト1位でオリックス入団。昨年も腰痛で離脱したが、63試合で打率2割9分、10本塁打、34打点をマークした。173センチ、80キロ。右投左打。年俸2100万円。独身。

最終更新:7/17(月) 3:38
スポーツ報知

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