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TBS、日本の世界遺産21件全て紹介 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」新規登録記念

7/10(月) 15:52配信

オリコン

 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)のユネスコ世界文化遺産登録決定を受けて、23日放送のTBS系『世界遺産』(毎週日曜 後6:00)では、21ヶ所(文化遺産が17件、自然遺産が4件)になった日本の世界遺産全てを紹介するスペシャル版が放送される。中尊寺の金色堂、絶景の富士山など、番組21年の歴史の中で撮影してきた、選りすぐりの映像が一時に楽しめる。

【写真】興福寺「阿修羅像」など

 島全体が御神体で国の史跡に指定されており、約8万点もの出土品が国宝に指定、「海の正倉院」とも呼ばれる「沖ノ島」は、海を越え異国との関わりが強い世界遺産として知られている。番組では、海との関わりが特に強い「知床」「石見銀山」「古都奈良の文化財」を新たに取材、貴重な映像とともに紹介していく。

 2005年に登録された「知床(自然遺産)」では、知床連山最高峰の羅臼岳(1661メートル)の登頂にチャレンジ。知床登山歴30年、知床を知り尽くしたベテラン登山ガイドの案内のもと、生命のゆりかごである「海」と原始の「森」をつなぐ「川」をさかのぼりながら、世界でも稀有な生態系を持つ知床の魅力を解き明かしていく。

 07年に登録された「石見銀山(文化遺産)」は、かつて銀は豊かさの象徴で「福石(=HappyStone)」と呼ばれていた。登録から10年が経ち、新たな研究の機運も高まっている。7月から一般公開(人数限定)された、石見銀山で最大の坑道「大久保間歩(おおくぼまぶ)」。長さ30メートル、高さ20メートルの巨大な空間の、さらに先に存在するという「福石場」に、世界で初めて撮影隊のカメラが入った。これまで明らかにされていなかった、暗闇に広がる巨大な地下空間を紹介する。

 1998年に日本で9件目の世界遺産として登録された古都奈良の文化財(文化遺産)では、1200年以上前に中国から伝わったとされる興福寺の三宝のひとつ、銅造華原磬(どうぞうかげんけい)。「金光明最勝王経」に書かれている金鼓(こんく)とは、実はこの華原磬のこと。その音を聴くと苦を離れ解脱を得ることができるという。番組では特別な許可を得て、その貴重な音色の収録に成功した。また、乾漆八部衆立像(かんしつはちぶしゅうりつぞう)のひとつ、阿修羅像に注目。そもそもインドの戦神だった阿修羅が、なぜこのような穏やかな表情となったのか、その謎を解き明かす。

 堤慶太プロデューサーは「沖ノ島と、これまでに登録された20の世界遺産をすべて紹介するだけではなく、沖ノ島と同じく“海”と関係の深い世界遺産に焦点を当てて構成します。島国・日本ならでは世界遺産の数々、ご期待ください」とコメントを寄せている。

最終更新:7/10(月) 15:52
オリコン