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閉会中審査 前川喜平前文科次官「背景に官邸の動き」 萩生田光一官房副長官の「ご発言」文書の存在指摘

7/10(月) 11:31配信

産経新聞

 学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)獣医学部新設計画をめぐる衆院の閉会中審査が10日午前、文部科学、内閣両委員会の連合審査として開かれ、前川喜平前文部科学事務次官と国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員が招致された。

 政府側は菅義偉(よしひで)官房長官や萩生田光一官房副長官、山本幸三地方創生担当相、松野博一文科相らが答弁に立った。欧州歴訪中の安倍晋三首相は出席しない。

 前川氏は「特区担当は内閣府だが、背景に官邸の動きがあった。和泉洋人首相補佐官がさまざまな動きをしていた」と訴えた。文科、農林水産、厚生労働など関係省庁の意見の「整理」を萩生田氏に期待していたとも主張し、文科省が確認できなかったと説明している文書「10/7萩生田副長官ご発言概要」について「事務次官在職中に、担当課からの説明を受けた際に受け取り、目にした文書に間違いない」と述べた。

 萩生田氏は「(昨年)10月7日夕刻に(文科省の)局長と会ったのは事実だ。特区のことを説明された記憶はある」と答弁する一方、文書の信憑(しんぴょう)性に関しては「このような項目について、つまびらかに発言した記憶はない」と説明した。

 一方、原氏は「利益誘導に加担したかのようなことを言われるのは残念だ」と述べ、前川氏の「はじめから加計学園と決まっていた」との主張に反論した。

 閉会中審査は、午後には参院でも文教科学、内閣両委員会の連合審査として開かれる。

最終更新:7/10(月) 13:06
産経新聞