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前川氏きょう何を語る? 新事実は出るのか、メディア批判に終始するのか。

7/10(月) 0:00配信

ホウドウキョク

前川氏を参考人として招致

加計学園を巡り、いわゆる「総理のご意向」文書の存在が明らかになり、官邸が怪文書と決めつける中、「あったものをなかったことにはできない」と告発したのが前川前文科事務次官だ。

「行政を歪めたキーパーソン」について前川氏が語った

事務次官は省庁の事務方トップ、まさに官僚オブザ官僚だが、こうした立場の高い人が内部告発を行うというのはこれまで例がなく、前川氏は一躍時の人となった。

そして10日の衆参閉会中審査に、前川氏が参考人として招致される。

果たして新たな事実が出てくるのか、注目だ。

前川氏は先月23日、東京都内で会見を行い、新たに見つかった文科省の「萩生田発言」文書について「事実だと思う」と発言した。

さらに前川氏は、和泉補佐官を、加計学園獣医学部新設を巡る「キーパーソン」だと名指しした。

一方で、前川氏の発言には、「行政が歪められた」新たな証拠は示されなかった。

会見に臨んだ記者達からは、「他の事実はないのか」「録音や録画はしていなかったのか」などと、いら立ちの声が上がった。

「国家権力とメディアの関係」

また会見の中で前川氏は、「この一件を通じて認識を新たにしたのは、国家権力とメディアの関係」と述べ、読売新聞とNHKの報道姿勢を批判した。

まず読売新聞については、「私への個人攻撃と思われる記事が5月22日の読売新聞に掲載されました。私としては不愉快でした」と述べ、この記事が報じられた背景に「官邸の関与があった」との認識を示した。

読売新聞の記事とは、前川氏が新宿の「出会い系バー」に通っていたと報じたものだ。

さらに前川氏はNHKについて、「加計学園関わる文書の信ぴょう性について、私に最初にインタビューを行ったのはNHKです。しかし、その映像はなぜかいまだに放送されていない。」としたうえで、「この真相を表す9月26日の内部文書、『官邸の最高レベルが言っていること』と入っている文書は、朝日新聞が報じる前の夜にNHKが報じていました。しかし、核心の部分は黒塗りされていました」と、その報道姿勢に疑問を呈した。

読売、NHKへの批判は、いずれも前川氏の推察に基づいたものだ。

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最終更新:7/10(月) 0:00
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