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ボーナスが減額や無支給になると、年金額が減ってしまう可能性があります。ねんきん定期便で現状をしっかりと把握しよう。

7/10(月) 7:01配信

マネーの達人

ファイナンシャルアカデミーは2017年5月23日~5月28日に、2017年の夏のボーナスに関するアンケートを実施し、その結果は「夏ボーナスに関するアンケート」(pdf)にまとめられております。

これによると2017年の夏のボーナスについて、

「支給されなかった・されない予定」
「ボーナス制度がない」

と回答した方は、全体の約3割を占めました。

つまり「4人に1人」は、今年の夏のボーナスは無支給という、厳しい結果になっております。

また「今後、ボーナスの支出はどうなると思いますか?」という質問に対しては、

・ 減る(22.9%)
・ 増える(17.1%)
・ 変わらない(60%)

という回答結果になっており、減ると回答した方が、増えると回答した方を、わずかに上回っております。

老齢厚生年金の金額は、現役時代の月給とボーナスの平均額で決まる

ボーナスが減額されたり、無支給になったりすると、例えば住宅ローンの返済方法を「ボーナス併用払い」にしている方は、返済に困ってしまうと思います。

ただデメリットはそれだけに止まらず、将来に受給できる年金額が減ってしまう可能性があるのです。

例えば「ねんきん定期便」のうち、35歳、45歳、59歳といった節目年齢に届くものを見ると、原則65歳から支給される老齢厚生年金は、次のような計算式で算出するとわかります。

平均標準報酬額 × 生年月日に応じた給付乗率 × 厚生年金保険の被保険者期間の月数

■「平均標準報酬額」とは

大まかに表現すると、入社から定年退職するまでの間に、お勤め先から受け取った、すべての月給とボーナスの平均額になります。

ですからボーナスが減額されたり、無支給になったりすると、将来に受給できる年金額が減ってしまう可能性があるのです。

お勤め先が書類の提出を忘れると、ボーナスは年金額に反映されない

このような理由があるため、ボーナスが減額されたり、無支給になったりした方は、ねんきん定期便に記載された将来に受給できる年金額を、しっかりと確認するべきです。

またボーナスが増えた方や、例年とあまり変わらないという方も、ねんきん定期便を確認した方が良いと思います。

ねんきん定期便を作成している日本年金機構が、ボーナスが支給された年月日や、その金額などを知っているのは、お勤め先が「被保険者賞与支払届」という書類を、住所地の年金事務所に提出しているからです。

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最終更新:7/10(月) 7:24
マネーの達人