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ホンダの先進安全技術、標準搭載は最も売れてるクルマから

7/10(月) 8:43配信

ニュースイッチ

今週発売の「N-BOX」に。加速する技術開発

 ホンダは、今秋発売予定の新型軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」の全タイプに、同社の先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備する。同社の軽自動車では、同システムの搭載は初めて。従来の利便性に加えて安全性の高さも訴求し、国内の軽自動車需要を取り込む。

 新型エヌボックスは2011年の発売以来、初のフルモデルチェンジとなる。ホンダセンシングとして、衝突軽減ブレーキや先行車発進通知などの従来機能に加え、後方誤発進抑制機能とオートハイビームも搭載する。

 またプラットフォームを含めた構成部品を見直し、従来比80キログラムの軽量化を実現。助手席には稼働範囲が570ミリメートルのスライドシートを設定することで、広い車内をより快適に使うことができる。

 2025年ころまでに完全自動運転の実現を目指しているホンダ。ホンダならではの独自色を盛り込んだ次世代技術の確立を通じ、魅力あるクルマ作りの進化とともに将来成長の礎を築く構えだ。

 「電動化と先進安全技術の導入を最重要項目として取り組む」。八郷隆弘社長は、今後注力すべき技術の開発方針に強い意気込みを示す。

 「ホンダセンシング」は日本で「N-BOX」の新モデル以降、すべての新型車で標準装備するほか、欧米や中国でも新型モデルから適用する。

 将来の安全確保の一つとして、最も期待されるのが自動運転分野の技術開発。ホンダは同分野で、事故防止だけでなく「移動が楽しくなる時間と空間の創出」(同)を重視。滑らかで自然な運転特性や快適な移動の提供に向けた車両開発を進めている。

 まずは20年に高速道路で自動運転を実現し、その後は一般道路にも適用を拡大。25年ころには、天候や道路環境などの限定条件でドライバーが運転に関与しない「レベル4」に対応する自動運転技術の確立を目指す。

1ー6月期はプリウス抜き販売トップに

 2017年上期(1―6月)の車名別新車販売で16年上期に2位だったホンダの軽自動車「N―BOX」が首位に躍り出た。16年上期に1位だったトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」は2位。

 上位10車種のうち5車種が軽自動車で、4車種がHVあるいはHV設定車が占めており、16年上期に引き続き、軽とHVの販売が好調な構図になっている。新駆動技術「eパワー」を採用した日産自動車の小型車「ノート」は16年上期の8位から3位にランクアップした。

最終更新:7/10(月) 8:43
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