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【選挙アナリストが分析する都議選】知事の都政運営はどのように評価されたのか

7/10(月) 7:00配信

選挙ドットコム

【選挙アナリストが分析する都議選】知事の都政運営はどのように評価されたのか

東京都議会議員選挙で行われた各報道機関の出口調査結果を分析しながら、「都民ファーストの会が圧勝し、自民党が大惨敗」を喫した原因を探っていく連載の3回目です。

東京都議会議員選挙は、都民ファーストの会の躍進と自民党の歴史的な大敗という結果で終わりました。自民党の大敗は「予想外だった」との見方が多いようですが、果たして本当にそうなのでしょうか?

「勝ちに不思議の勝ちはあるものの、負けに不思議の負けはなし」です。

報道各社が投票日に行った出口調査の結果を分析すると、そこには「都民ファーストの会圧勝と自民党大敗」の「根拠」となる数値が見えてきます。

3回目となる今回は、小池知事が告示直前の6月20日、緊急の記者会見を行い、市場移転問題について「豊洲に移転したうえで築地を再整備する」方針を発表し、選挙戦に臨んだことを受け、市場移転方針をはじめ知事の都政運営や政策課題について、有権者はどのように評価して投票したのか、を検証します。


<要約>
 ◯知事の市場案を「評価する」は6割前後
 ◯都政運営 「評価する」「支持する」77%。このうち、6割近くが「都民ファーストの会」「公明党」へ投票
 ◯「福祉」「景気・雇用」政策を重視し、新しい都議に取り組んで欲しい

小池市場案の評価は

豊洲市場への移転をめぐり、小池知事が示した築地市場を豊洲に移転したうえで築地にも市場機能を持たせる案についてどう思うか聞いたところ、「評価する」と答えた人が64%、「評価しない」と答えた人が36%でした。

市場移転案を「評価する」人の投票先は

「評価する」と答えた人がどの政党の候補者に投票したかを見ると、都民ファーストの会が47%、自民党が15%、公明党と共産党がそれぞれ11%などとなっています。

市場移転案を「評価しない」人の投票先は

一方、「評価しない」と答えた人がどの政党の候補者に投票したかを見ると、自民党が39%、共産党が19%、都民ファーストの会が16%、民進党が8%などとなっています。

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最終更新:7/11(火) 10:22
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