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高校生ら国指定の名勝・宗隣寺龍心庭を大掃除  宇部市

7/10(月) 13:32配信

宇部日報

古里の財産守る活動、今年も

 宇部市小串の宗隣寺(山中原浩住職)で9日、国指定の名勝・龍心庭の大掃除があった。宇部西ロータリークラブ(綿田敏孝会長)と宇部フロンティア大付属香川高、同付属中(藤澤正信校長)の約100人が協力。池ざらえなどの作業に汗し、庭を隅々まできれいにした。

 1973年から続く奉仕活動。同校からはインターアクトクラブ、生徒会、有志の生徒と教員が参加した。直前まで小雨が降っていたため、開始式では山中住職が「足場が悪いが、けががないよう、一歩一歩慎重に作業を」と注意を促した。綿田会長は「熱中症に気を付けて」、藤澤校長は「絆を深め、みんなの宝を守る気持ちで取り組んで」と呼び掛けた。

 池ではポンプを使って水を吸い上げた後、底にたまったヘドロを除去。参加者は泥だらけになりながら池底をさらい、一輪車で運び出した。裏山や境内では、剪定(せんてい)で出た枝葉も片付けた。龍心庭は、南北朝時代に築かれた県内最古の名園。山中住職は「みなさんの協力があってこそ、文化財を保護できる」と感謝していた。

最終更新:7/10(月) 13:39
宇部日報