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いちゲー採用にサイコロ給 “面白そうに見えて合理的”面白法人カヤックの人事システムとは?

7/10(月) 20:00配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 「面白法人カヤック」は、WEB広告やゲームを中心とした“面白い”を作るクリエイター集団だ。クリエイティブを生み出す会社にある“働くことが楽しくなる”制度やヒントとは。7日夜放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、カヤックの働き方の魅力に迫った。

「サイコロ」「面白さ」で変動する給料

 カヤック編集部・人事部の三好晃一さんは、「給料を決めるサイコロがある。給料の1%×サイコロの数字で、3が出たら3%プラスでくれる制度」と、ユニークな給与制度について説明する。この「サイコロ給」は、給料の仕組みにも遊びがあっていいはず、という考えから始まった制度だ。毎月社員全員がサイコロを振り、基本給×サイコロで出た目(%)が給料に上乗せされる。

 もうひとつ変わった給料制度が「月給ランキング」。こちらは半年に1回開催され、社員全員が社長になったつもりで、自分と同じチームのメンバーを15段階で評価するもの。評価基準は会社の利益とは関係なく、自分が相手を「面白い」と思うかどうか。周りの社員による評価が給料に直接反映される。三好さんが「ダメなやつでも、こいつすごいなっていう時は評価が上がる」と話すように、結果だけではなく、純粋に“面白い”と判断されれば評価が得られる。

 そういったシステムがあるからこそ、カヤックには様々なジャンルの面白い人材が集まってくる。

葬儀業界13年の経験をカヤックで拡散

 技術部・人事部の亀田京介さんは今から6年前、時代を先取りするあるアプリを手がけていた。それが「うんこ演算」。亀田さんは「小学生が大好きなパワーワードである『うんこ』を用いて楽しく算数を学べる学習アプリ」と説明する。現在、小学生を中心に大人気の「うんこドリル」と同じ発想を6年前に考え、アプリとして開発していた。

 企画部・ディレクターの馬場翔一郎さんは、カヤックの子会社として葬儀会社を立ち上げた。馬場さんは「今まで13年間葬儀業界にいた。その中で、お客様の満足度が1番高かったのが自宅葬という形。今、家族葬といって家族だけの葬儀が増えていて、6畳1間のスペースの中で葬儀をコンパクトにするやり方が結構いいのかなと思っていた。自分の力で広めるよりもどこか拡散力のある会社で、とその時に頭によぎったのがカヤック。柳澤社長に直接企画を持ち込んで、柳澤社長が『おもしろい!』って言ってくれた。その1時間の中で『鎌倉自宅葬儀社』にしようって名前まで決まった」と話す。

 鎌倉自宅葬儀社は、自宅での葬儀に特化した葬儀社で、持ち家率が高い鎌倉に拠点を置いている。葬儀の内容もユニークで、故人の誕生日が近かったため、通夜の日取りを誕生日まで延期し、通夜当日にバースデーケーキをサプライズで登場させたこともある。「誕生日会などのお祝いをする会を大事にするご家族だった。1週間の中で関係値を作っていって、これだったら大丈夫だなと思って、その時にケーキを出した。そうしたら、もう皆さん号泣だった。自宅葬とか時間をかけてやる葬儀っていうので利点が合う」と、馬場さんは語った。

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最終更新:7/10(月) 20:00
AbemaTIMES