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ラクガキアート世界大会で豊増さん(鳥栖市)が優勝 VR使い3次元作品競う レッドブル・ドゥードゥルアート

7/10(月) 14:09配信

佐賀新聞

「絵を通じて話できた」

 学生が描く「ドゥードゥル(いたずら書き)アート」の世界大会で、九州産業大学造形短期大学部2年の豊増彩華(あやか)さん(19)=佐賀県鳥栖市=が優勝した。仮想現実(バーチャルリアリティー、VR)技術を使った3次元作品で芸術性や想像力を競うユニークな大会。豊増さんは「他国の人たちと絵を通じて話ができた。この経験を生かして将来の夢を考えたい」と喜んでいる。

 世界大会はオーストリアの清涼飲料メーカー・レッドブルが主催し2回目。6月24日、米国で開かれ、世界43カ国から予選を勝ち抜いた学生45人が出場した。豊増さんは4月の国内大会で3319点の作品の中から日本代表に選ばれた。

 出場者は2時間以内で、ゴーグルのようなディスプレーを身に付け、両手に持ったコントローラーでVR上に3次元の絵を描いた。豊増さんは、傘を差す少女と虹、周囲を飛び回る虫などを色彩豊かに表現、点滅してきらめく装飾も施して動きのある作品に仕上げた。奥行きがある構成や色使いが評価された。

 「平面の絵と勝手が違っていて難しかった」と豊増さん。大会を通じ「絵に対する自分の意識が変わった」と語る。レッドブル・ジャパンの担当者は「豊増さんとコラボレーションし、アーティストとして応援したい」と話す。作品は、レッドブル・ドゥードゥルアートのサイトで見ることができる。

最終更新:7/10(月) 14:25
佐賀新聞