ここから本文です

ホークス・バンデン好投でも札幌全敗 7回2失点で救援陣温存、工藤監督は「勝たせてあげられなくて申し訳ない」

7/10(月) 10:00配信

西日本スポーツ

 ◆日本ハム2-0ソフトバンク(9日・札幌ドーム)

 6失点した前回5月の登板時はともかく、7回2失点の好投でも報われなかった。チーム2位タイの7勝を挙げているバンデンハークにとって、今季の日本ハム戦は鬼門。4戦で0勝3敗、札幌ドームでは全敗となった。「内容的には、しっかり投げられた。今日の試合は終わり。後半戦に向け、しっかり準備したい」。自身の3連勝も止まり、さばさばと振り返った。

【写真】バンデンハークと「あっち向いてホイ」に興じる武田

 この日最速153キロの表示そのまま、球威があった。初回1死二塁から中田を中飛、レアードを空振り三振に抑える姿が、危なげない。いずれも勝負球はストレートだった。「球自体は最近では良かった方」と言う。5回は四球がきっかけの2死二塁から、西川に詰まった当たりの先制左前打を許したが「何とか最少失点で」と踏みこたえた。

 スコア0-1のまま迎えた7回2死二塁で、市川に左前打を許す。左翼はこの回から出場の釜元。本塁返球は距離が足らず、やや一塁側にそれ、セーフとなった。今季初昇格し、即出場。故障明けで3打席限定出場の内川を下げ、数ある布陣からベンチが選んだのが、中村晃を一塁に回し、釜元を左翼に入れる形だった。その中で、痛い1点を失った。

 結局、今季2度目の120球以上となる123球を投げた。チームはこの試合、登板過多の岩崎、サファテを温存。そのことも念頭に置いて「毎回、できるだけ長い回をと思っている。良かった」と、自身3試合ぶりの7回にうなずいた。

 先発が7回を投げたのは4日オリックス戦の石川以来、4試合ぶり。工藤監督は「(試合)前半の球数も少なかった。リリーフが苦しい中、長い回を投げてくれて、リリーフも休めた。勝たせてあげられなくて申し訳ない」とわびた。

 2失点以内は4試合ぶり。右腕はあえて課題を探しても「そんなにない。ささいなところ」と言えた。唯一、不気味なのは同じ相手に勝てていないことながら「全く関係ない。自分は同じ気持ちで一球一球、投げるだけ」と断言。球宴明けに持ち越すのは好感触だけだ。

西日本スポーツ

最終更新:7/10(月) 10:00
西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報