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FIA、ボッタスの好スタートは”許容範囲内”と説明「正確な判断と偶然が重なった」/F1オーストリアGP決勝

7/10(月) 15:31配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、オーストリアGPのスタートについて「フライング」の可能性を指摘され、審議対象となった。しかしこれはFIAの調査により、無罪放免となった。

【写真】好スタートから71周を逃げ切り。自身2勝目を挙げたバルテリ・ボッタス

 ボッタスは、オーストラリアGPで素晴らしいスタートを決めた。その動きは、ライバルたちが一様に「フライングだ!」と疑ってしまうような、素晴らしいモノだった。ボッタス本人も「人生で最高のスタートだった」と語っている。

 F1のデータシステムによれば、ボッタスはスタートシグナルが消灯する、0.201秒以内に反応したという。しかし、彼の横からスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ボッタスがシグナルが点灯している間に動き出したと信じた。オーストリアGPのスチュワードはこの問題を調査し、結局ボッタスが違反を行なっていないことを確認した。

 しかしながら、スチュワードがなぜそのような結論に達したのかという疑問は絶えることはなかった。なぜならシグナルが消灯する前に、ボッタスが動き出したように見える国際映像がSNSで拡散されたためであった。

 これについてFIAは、スタート前にある程度マシンが動くことを認めていると説明する。これはスタートに向け、ドライバーがクラッチをアジャストする必要があるからだ。このシステムはこの20年間ずっと存在し続けており、すべての競技者に受け入れられているものだ。

 しかし、FIAはどの範囲まで許容されるのかを明確化していない。もし明確にそれを規定した場合、その範囲を悪用するチームが出てくることを懸念しているのだ。

 FIAのスポークスマンは、5つのスタートシグナルが点灯している間、ボッタスのマシンに見られたすべての動きは、許された範囲内にあると指摘。それがボッタスが罰せられなかった理由として説明した。

「今回の場合、スタート前のバルテリ・ボッタスの動きはこの許可範囲を超えなかった」

「簡単に言えば、彼は非常に正確で偶然なる判断を行ない、シグナルが消灯する正確なタイミングを予期したのだ」

「シグナルが消灯した瞬間よりも前に行われた行動に関しても、許可範囲内のものだった」

Jonathan Noble