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自民党改憲草案の9条を起草した石破氏、“安倍改憲案“に改めて異議

7/10(月) 21:10配信

AbemaTIMES

 「2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています」

 5月、改憲派の集会でそう発表した安倍総理。「国会でなぜ憲法改正の話をしないのか」という追及に対して、「自民党総裁としての考え方はですね、相当詳しく読売新聞に書いてありますから是非それを熟読していただいて」と発言し物議を醸した。

 安倍総理は6月末、さらに踏み込んだ。「ぜひ来るべき臨時国会が終わる前に衆参の憲法審査会に自民党の案を出したい」との意向を示したのだ。下村憲法改正推進本部長補佐は「11月の上旬くらいに少なくとも党内のコンセンサスが得られる必要があるのではないか」とコメントしている。

 あと4カ月で自民党案をまとめ上げられるのか。都議選惨敗を受けて開かれた自民党憲法改正推進本部の会議では、中谷本部長代理が「非常に選挙結果は厳しいわけですからきちんと丁寧にまとめなければいけないな」と発言、船田本部長代行も「あまりあらかじめ期限を切って憲法改正議論をするというのは得策ではないと思っている」と述べるなど、党内でも議論はまとまっていない状況だ。

 安倍総理の発言に「党議決定したことが総裁の一言でひっくり返るというのは今まで自民党の中で見たことがない」と疑問を呈した石破茂衆議院議員が8日、AbemaTV『みのもんたのよるバズ!』に出演、自身の憲法論を語った。

 石破氏は「安倍総理の改憲案は党議決定されたものではない。現在説明を求めている」とし、改憲案の説明についても「ない。聞いたこともない。安倍さんが言ったのは『3項を付け加えるのは国民的議論に値する』ということだけ。自分が『そう思う』『そうしたい』とは言っていない。みんなが忖度して、ああだこうだ言っている。自民党の党議決定は変わっていない」との認識を示し、「説明をしてほしい。野党時代から支えていたメンバーだっている。読売新聞を読んで下さい、と言われて読んだが、総理の考えはわからなかった。5月の時点からすでに2カ月が経過している。総裁の意向はわからない」と苦言を呈する。

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最終更新:7/10(月) 21:10
AbemaTIMES