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【高校野球・滋賀】滋賀学園「負けゲーム」制す 2年生左腕が窮地救う好投、監督「島邊様様」

7/10(月) 9:11配信

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終盤に底力見せ激戦に終止符、「夏は最終的に勝てたらいい」

 第99回高校野球選手権滋賀大会1回戦で、滋賀学園が12-9で彦根翔陽・彦根翔西館を下した。序盤から点の取り合いとなった激戦は、終盤に滋賀学園が底力を見せ終止符を打ったが、試合後、山口達也監督はやや疲労をにじませながらこう話した。

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「本当は負けゲーム。そんな試合をここまで持って来られたことは良かったですけれど、これこそ“夏”という試合でした。色々と反省すべき点はありますが、夏は最終的に勝てたらいい。(次戦まで)1週間あるので、また立て直していきたいと思います」

 初回に3点を先制し、幸先の良いスタートを切ったものの、その裏に5点を返され、2回にはさらに2点を奪われた。先発したのは2年生の長身右腕・宮城滝太。「最近、一番調子が良かったから」と指揮官は初戦のマウンドに送り出したが、思わぬ乱調で初回から球が走らず、相手打者にうまく捕らえられていた。

 今春から腰を痛め、以降もその影響が続いているエースの神村月光、その代わりに快投を続けてきた棚原孝太はヒジを痛めるなど投手陣の台所は苦しく「正直、誰を投げさせればいいのか、その日にならないと分からない」と指揮官が漏らすほど、チームは窮地に立たされていた。

勝利呼んだ2番手・島邊のロングリリーフ、山口監督も「今日は島邊様様」

 だが、そんな状況を救ったのが3回から2番手投手としてマウンドに立った2年生左腕の島邊太成だ。毎回走者を背負いながらも粘り強いピッチングを見せ、3回以降は勢いに乗る相手打線に1失点で凌いだ。公式戦初登板にも関わらず、変化球とのコンビネーションでロングリリーフながらも見事に応えた。

「今日は島邊様様。初回からコールド勝ちもいいけれど、こういう試合も経験しておいた方がいいと思います」と指揮官は、一時は4点あったリードを大逆転した試合にホッとした様子。

「4点もリードされて少し焦りはありましたが、(昨秋の近畿大会初戦の)智弁和歌山戦で初回から2本もホームランを打たれた試合を思い出しながらプレーしていました」と正捕手の後藤克基。ヒヤリとした初戦ではあったが、次戦の相手は古豪・比叡山とまだまだ気は抜けない。この勝利がチームにどう影響を及ぼすのか、次戦での戦いぶりがさらに注目される。

沢井史●文 text by Fumi Sawai

最終更新:7/10(月) 9:23
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