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医療分野で交流強化へ 会津若松と中国・荊州

7/10(月) 12:37配信

福島民友新聞

 室井照平会津若松市長は9日、友好都市を結ぶ中国・荊州(けいしゅう)市の崔永輝(ツウィヨンフィ)市長ら幹部と現地で懇談した。両市が医療、大学、観光の各分野の友好交流で協議を重ね、医療分野での共同研究や医療技術研修生の受け入れ増員などを通じて交流の強化、前進に取り組む方針で一致した。

 室井市長は「交流を継続することで友好関係が伸展し、共に繁栄発展することを願う」、崔市長は「両市の友好がさらに深まると確信している」と述べた。

 医療分野に関して、会津若松市の竹田綜合病院は毎年2人ずつ荊州市にある病院の医師を技術研修生として受け入れている。今後、両市が医療交流を強化して毎年または隔年で共同研究の成果を発表する機会を設けるほか、現在は6カ月の技術研修を2カ月または3カ月に短縮して、より多くの医師に研修の機会を与える考え。竹田綜合病院を運営する竹田健康財団の竹田秀理事長は「前向きに取り組み、医療を巡る課題を解決したい」と語った。

 大学分野では、会津大と長江大との交流について長江大側から「長江大に3年、会津大に2年通う形で学生を募集してはどうか」「教授陣を相互派遣しては」などの提案があった。観光分野では、荊州市に三国志の舞台として有名な荊州古城、会津若松市には鶴ケ城があることなどから、観光交流などにも取り組む方針。

 両市の交流は、会津若松市に本拠地があった旧陸軍歩兵第65連隊が駐屯した場所が荊州市だったことがきっかけ。日中国交正常化に伴い会津若松市側が荊州市を訪れるようになり、1987(昭和62)年に民間団体の「会津若松市・荊沙市(当時)友好交流促進協議会」が発足、相互訪問などが始まった。91年に友好都市を締結した。

福島民友新聞

最終更新:7/10(月) 12:37
福島民友新聞