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女子代表のホーバスHC、アジア杯への戦略は若手のベンチ陣とシューターぞろいの先発

7/10(月) 20:25配信

バスケットボールキング

 7月8、9日にウイングアリーナ刈谷で行われたバスケットボール女子日本代表国際強化試合2017三井不動産カップで、女子日本代表チームがオランダ代表と対戦。第1戦で91-42、第2戦で72-45と危なげなく2連勝を飾った。

 23日にインドで開幕するFIBAアジアカップ2017へ向けたこの試合。第1戦の第1クォーター途中、先発5人全員を一度に交代させたトム・ホーバスヘッドコーチだったが、第2戦では1人ずつメンバーチェンジする采配を執った。「アジアカップでの交代は、2戦目のようになると思います」と話し、本番を想定したローテーションだったことを明かした。

 ベンチメンバーには若手選手が多いが、「河村(美幸/シャンソン化粧品シャンソンVマジック)は自信を持ってシュートを打つし、(馬瓜)エブリン(トヨタ自動車アンテロープス)も自分の役割を果たしています。町田(瑠唯/富士通レッドウェーブ)は経験を持った選手ですし、藤岡(麻菜美/JX-ENEOSサンフラワーズ)もいい選手で力をつけています」とそれぞれを称賛し、「(4月30日から5月13日にかけて行われた)アメリカ遠征でも、(5月24日から6月13日にかけて行われた)ヨーロッパ遠征でも、すごく勉強をしました。みんながシステムをわかってきて、少しずついいチームになってきました」と振り返った。

 また、ホーバスHCはスターティングメンバーの起用方法にも言及。先発フォワードを務める宮澤夕貴(JX-ENEOS)と長岡萌映子(トヨタ自動車)はともにスモールフォワードを本職とするが、宮澤がパワーフォワードのポジションを担う。「宮澤はシューターですが、インサイドディフェンスもできる」とコメントし、「3番(スモールフォワード)も4番(パワーフォワード)もできるし、2番(シューティングガード)もできる。こういった選手はチームにとって大事です」と述べた。

 宮澤と長岡を併用する背景には、3ポイントシュートを得意とし、相手のディフェンスを広げる“ストレッチ・フォー”の重要性があると説明。「宮澤と萌映子のどちらも外からシュートを決めることができれば、相手のビッグマンは困るし、ディフェンスは辛い。そこからスペースを作って、ペイントエリアにアタックすることもできる。このチームは絶対に“ストレッチ・フォー”を使います」と力強く語りつつ、「もし調子が悪ければ、ベンチの若いビッグマンに代えて、普通のラインナップで戦います」と、イメージする形を口にした。

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