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地域つなぐヤマユリ 百合丘高、観賞会に150人

7/10(月) 11:57配信

カナロコ by 神奈川新聞

 県立百合丘高校(川崎市多摩区南生田)で保護者や生徒、地域住民らが育てているヤマユリの観賞会が9日、行われた。関係者約150人が集まり、正門横の斜面で見頃を迎えた優雅な大輪の花々を楽しんだ。

 同校では、かつて群生し「百合丘」の地名の由来にもなったと言われるヤマユリを再生しようと、2010年度に「百合の花咲く丘プロジェクト」をスタート。保護者や地域住民らがヤマユリの球根約300株を植え、水やりや草刈りなど手入れを続けている。

 観賞会は開花時期に合わせて毎年開いており、今年も茶道部の生徒がお点前を披露したりして参加者をもてなした。藤原敬子校長(51)は「ユリを通じて爽やかなつながりをこれからも深めていきたい」とあいさつした。

 PTA会長の各務(かがみ)雅彦さん(47)は「地域と学校、保護者がユリを通じてつながりを持っている。生徒たちもユリを母校の誇りとして思ってもらえれば」。多摩区長沢自治会会長の末吉一夫さん(67)は「すっかり減ったが、昔はこの辺りに自然に咲いていて、ゆり根をきんとんにして食べたりもした。地域と一緒に楽しめるこうした取り組みは素晴らしい」と話していた。