ここから本文です

再生へ、サッカー交流 高齢化進む洋光台団地

7/10(月) 12:42配信

カナロコ by 神奈川新聞

 高齢化が進む団地の活性化に取り組んでいる横浜市磯子区の洋光台団地で9日、サッカーJ1横浜F・マリノスの中沢佑二選手が設立したサッカースクールと連携したイベントが開かれた。華麗な「足技」で子どもたちを中心に地域交流を深めたほか、中沢選手による少年サッカーチームへの指導も行われた。 

 1970年に入居が始まり、3団地82棟3350戸からなる同団地は、典型的な高度成長期の大規模団地。現在は区内でも少子高齢化が進んだ地域となっている。まちづくりに向けて包括連携協定を結んだUR都市機構と市は、「次世代に引き継ぐまちづくりモデルプロジェクト」の一環で、子どもたちを中心に据えた活性化策を企画。地元自治会などと連携して今回のイベントを実施した。

 洋光台中央団地の広場で午前に行われたイベントでは、サッカースクール「NAKAZAWA SC」コーチの斉藤良昭さんが、逆立ちでの足裏リフティングなど、数々の高難度のリフティングを披露。キックターゲットには小学生50人が挑戦し、個性あふれる多彩なシュートで会場を沸かせた。区内の小中学生5人で結成した磯子区制90周年祝い隊「ISOGO90」も歌と踊りを披露した。

 子どもたちのはつらつとした姿に、洋光台連合自治町内会副会長の南昭治さん(69)は「盛り上がって素晴らしかった。高齢化が進み、子どもたちも少なくなる中で、文化やスポーツで地域を盛り上げていきたい」と話した。

 午後は、中沢選手が市立洋光台第1小学校を訪れ、地元の少年サッカーチーム「FC80洋光台」の子どもたち70人を指導した。