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「空手で親子関係円滑に」 ロサンゼルスで大田十段が講習会 150人集う

7/10(月) 13:35配信

沖縄タイムス

 【森田のりえ通信員】1970年から南カリフォルニアに本部道場を構える沖縄松林流空手範士十段の大田栄八さん(72)は6月23日から3日間、ロサンゼルス近郊ガーディナ市で第4回空手トーナメント・セミナーを開催した。フロリダ州、オハイオ州、カリフォルニア州、カナダから、最年少3歳から70代までの約150人が集まった。

 初日は各地で道場を持っている教師20人と生徒ら約50人が参加。黒帯と表彰状授与に続き、クラス別に型を披露した後、セミナーに移った。大人たちの活発な討議中にも子どもたちに私語はない。

 大田さんは、空手を通して集中力を高め、主体性を持って行動する青少年の育成に力を入れている。「それはトーナメントの体験によって悔し涙を流し、体をぶつけ勝敗の雰囲気を体で味わうことで養われる。親子の良い関係をつくるのにも役立っている」と話していた。2日目は子供たちを中心に約80人が参加し、型、組手、演武を披露しトロフィーの授与を行った。

 2005年にペルーからロサンゼルスに移住した沖縄系の上地パティさんは家族5人で空手教室に通っている。17歳の長男がまず始め、次男、両親と習い始めた。「今では黒帯を持つが、3歳の末っ子は白帯」と笑っていた。家族で通う人は10組ほどで、また生涯の伴侶を見つけた人も何組もいるという。

最終更新:7/10(月) 13:35
沖縄タイムス