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「ぼくはずっと昔に、満足し尽したんだよ」プリンス、2004年に自らを語ったインタビューが掲載

7/10(月) 20:45配信

rockinon.com

プリンスをカルト・スターからメインストリーム・スーパースターへと飛翔させた傑作『パープル・レイン』のデラックス・エディションが2017年6月23日に発売された。同作での新たなリマスタリングは生前にプリンス自らが監督したものだ。

プリンスは生前、このアルバムについて語ることはほとんどなく、インタビュー自体が奇跡に近いものであったという。
6月30日(金)発売の『ロッキング・オン』8月号には、「全盛期のプリンスが純粋に復活した」と絶賛を呼んだ2004年の『ミュージコロジー』発表直後に行われた貴重なインタビューが掲載されている。

テープ・レコーダーは使わない、私生活や過去には一切ふれず、「現在の、そして将来の音源」に関連した質問のみ許されたこのインタビューでは『ミュージコロジー』についてはもちろんであるが、レコード会社との軋轢、エホバの証人に入会した理由、官能性の追求を作品世界から排除した理由も読み解くことができる。

エホバの証人に入会したのは「神様にそう導かれ」たからだとプリンスは語っている。

「神様を自分から求めるか、求めないか、それだけなんだ。お告げが聞こえるか、聞こえないか。お告げの通りにやっていくか、やらないか、そのどちらかでしかないんだ」

かつて追求していたあけすけな表現については「あれは違った時代を生きていた頃のことだし、ぼくもまた違った人間だったんだよ。ぼくはああいう表現をどこまでも行けるところまで広げていったんだ。でも、今じゃあまり見向きもされていないし、みんなもそれでいいと思ってるみたいだからね。みんなはまた秩序がほしいんだよ」と説明している。

快楽主義という言葉の意味がもう何年もわからないと、過去の自分と現在の自分が別人であることをユーモラスに語った後、「満足し尽した……それはいい言葉だね。ぼくはずっと昔に、満足し尽したんだよ」とインタビューを締めくくった。

このインタビューの他にも特集では『パープル・レイン Deluxe』のレビューを読むことができる。


『ロッキング・オン』8月号の詳細はこちらから。

rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

最終更新:7/10(月) 20:45
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