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海ブドウ増産し沖縄に出荷へ 田辺市の食品会社

7/10(月) 17:00配信

紀伊民報

 3年前に海ブドウの養殖を始めた和歌山県田辺市の丸長食品加工(柴田善夫代表)は、沖縄県内で海ブドウを養殖・販売している業者から注文を受け、増産に取り組んでいる。柴田代表は「沖縄は夏は水温が高くなり過ぎ、養殖が難しくなってきたと聞く。夏に紀南で養殖した海ブドウを沖縄の業者が販売することになる」と話す。

 海ブドウ(和名・クビレズタ)は南西諸島の海域で採れる薄緑色の海藻類。直径1~2ミリの球状の枝がブドウの房のようにでき、ぷちぷちとした食感が特徴。「海のキャビア」とも呼ばれ、酢の物にしたり、ドレッシングをかけたりして食べる。

 天然の海ブドウは少なく、沖縄県や鹿児島県奄美地方で盛んに養殖されているが、本州で養殖している事業者は少ない。

 東京都内で沖縄料理店を多店舗展開している企業に食材を卸している事業者が、柴田さんに沖縄県内で海ブドウを養殖・販売している業者を紹介。その養殖・販売業者が丸長食品加工の養殖場を視察した際、柴田代表に発注した。

 柴田代表によると、既に沖縄向けの苗の植え付けを終えており、順調なら今月下旬にも出荷を開始する。

最終更新:7/10(月) 17:00
紀伊民報