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ゼーヴィント1番人気V、戸崎騎手土日9勝/七夕賞

7/10(月) 8:45配信

日刊スポーツ

<七夕賞>◇9日=福島◇G3◇芝2000メートル◇3歳上◇出走12頭

 戸崎圭太騎手(37)騎乗の1番人気ゼーヴィント(牡4、木村)が差し切り、重賞2勝目を飾った。勝ちタイムは1分58秒2。3角先頭のマイネルフロストをゴール前で3/4馬身捉え、JRA重賞1番人気の連敗記録を13で止めた。前日8日が誕生日だった同騎手は七夕賞連覇で、今週9勝の固め打ちと絶好調だ。

 直線、戸崎騎手の左ムチに応え、ゼーヴィントが脚を伸ばした。ラスト600メートルでまくり、粘り込むマイネルフロストを、1完歩ごとに追い詰める。最後の左ムチが入ったところで捉え、3/4馬身差でゴール。着差以上の完勝だ。昨年のアルバートドックに続いて七夕賞連覇の同騎手は「追ってしぶとく伸びてくれた。また今年もいい馬に巡り合えて良かった」と話した。

 4年連続リーディングへトップをひた走る男は憎いほど冷静だった。道中は中団の外をスムーズに追走。向正面で反応が鈍く、手綱をしごく場面はあったが、4コーナーで射程圏に進出すると、左ムチで闘志を促し、洗練されたフォームで追った。「先行馬もいたので、その後ろあたりで競馬しようと。ペースが速くなって忙しいのは分かっていた」。匠(たくみ)の騎乗でこの日は6戦5勝。土曜も合わせて今週は9勝の固め打ちで、2年連続の福島リーディング(現在15勝)もほぼ当確ムードだ。「数を多く乗せていただいてますから」。謙虚に、感謝の言葉を口にした。

 ゼーヴィントは昨年のラジオNIKKEI賞に続く重賞2勝目。その間の3重賞はすべて2着と、G1を狙える位置にきた。次走について木村師は「未定」としたが、「しっかりやっていれば、そのうちそういうところに行けると思う」とG1挑戦を見据えた。多くの名馬の背中を知る鞍上も「走り方が良くなった。さらに上を目指せる馬」と高く評価。今後も脚もとの調整との戦いになるが、G1を狙える逸材であることは間違いない。【山田準】

 ◆単勝1番人気馬の七夕賞勝利 13年のマイネルラクリマ以来、4年ぶり8勝目。

最終更新:7/10(月) 10:00
日刊スポーツ

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