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六ケ所村人口 昼は夜の1.5倍/原子力関連企業が多数立地

7/10(月) 11:45配信

Web東奥

 青森県内で昼夜の人口差が最も大きい自治体は六ケ所村で、昼の人口は夜間の人口の約1.5倍に上ることが9日、県がまとめた2015年国勢調査の分析結果で分かった。同村には原子力関連など従業員数の多い企業が立地し、周辺自治体から通勤する労働者が多いため、昼の人口が多くなったとみられる。
 県は、実際に居住する人数を示す「夜間人口」(国勢調査の常住人口)と、昼間に過ごす学校や職場への通学、通勤で行き来する人の加減を反映した「昼間人口」との比率を計算。県内では、六ケ所村の夜間人口が1万536人だったのに対し、昼間人口は1万5878人と1.51倍に上り、倍率は最大だった。
 昼間に他町村から六ケ所村に流入する人数を見ると、三沢市が最も多く1524人、野辺地町が791人、むつ市が504人で続いた。
 夜間に対する昼間の割合が1倍を超えた自治体はほかに、大間町(1.08倍)、弘前市(1.07倍)、八戸市(1.05倍)、三沢市(1.04倍)、青森市(1.02倍)など。県によると、学校や企業への通学、通勤によって、昼間に流入する人が多いためという。
 一方、割合が最も低かったのは階上町で、夜間人口1万4025人に対し、昼間人口は1万593人で0.76倍。昼間、同町からの他町村に流出する人数を見ると、八戸市が4355人と圧倒的に多く。五戸町27人、おいらせ町26人と続き、八戸市の「ベッドタウン」となっていることが数字上からも示された。
 階上町のほかに、夜間に対する昼間人口の割合が低かったのは田舎館村(0.81倍)、大鰐町(同)など。市部では、平川市(0.89倍)が最も低く、県内30市町村で昼間人口が夜間人口を下回った。
 県統計分析課の担当者は「市部は通勤、通学で人が集まりやすく、昼間人口が多い傾向にあり、一方、町村部は昼間人口が少ない傾向にある」と述べた。

東奥日報社

最終更新:7/10(月) 11:45
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