ここから本文です

ユーロ相場予想、4-6月首位の銀行が強気継続-大多数は反落見込む

7/10(月) 6:15配信

Bloomberg

ユーロ相場予想首位の銀行によると、ユーロの対ドルでの上昇は年内にまだ続く。

ユーロは年初来で8%上昇し、1.14ドル近辺で取引されている。3日からの週に入りやや一服感がみられているものの、4-6月のユーロ相場を最も正確に言い当てたDZ銀行は今年末に1.15ドル、2018年半ばには1.18ドルを予想。ユーロの上昇軌道は続く公算が大きいとみている。これに対しブルームバーグが調査した予測中央値は今年末、18年半ばともに1.13ドルだ。

6月以降でユーロドル相場の予測を提供した80銀行のうち、今年末に1.15ドルかそれ以上になると見込んだのは23行。DZ銀行が「他の大多数よりも強気なのは明らか」だと、同行の為替ストラテジスト、ソニヤ・マルテン氏は指摘。同行はフランスの選挙がユーロに与える悪影響が限定的であることを正確に予想していた。

マルテン氏は「今後1年でユーロが上昇する可能性は一定程度ある」と述べ、政治リスクの解消と景気回復の加速、欧州中央銀行(ECB)の超緩和的金融政策からの脱却を主な要因に挙げた。

ユーロ予想で3位だったカナディアン・インペリアル商業銀行(CIBC)も同意見だ。同行のG10通貨戦略責任者のジェレミー・ストレッチ氏は、ユーロが今年末までに1.14ドル、18年半ばまでに1.16ドルになると見込む。その後も18年末までにユーロは1.18ドルに届くとし、ユーロは割安状態を続けると見られるため、予想を小幅に上方修正していく可能性もあると述べた。

一方、予想2位のランド・マーチャント・バンクは今年末までにユーロが1.10ドルに下落し、18年半ばに1.12ドルへとやや持ち直すとの見方だ。

備考:予想スコアは誤差、タイミング(同一の予想なら早く予想していた方に多くポイント)、方向性の正確さの3つの基準でポイントを付与

原題:Top Euro Forecaster Goes Against Consensus to Stay Bullish (1)(抜粋)

Anooja Debnath, Wei Lu

最終更新:7/10(月) 6:15
Bloomberg