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外為市場のボラティリティー、再び低下か-今週のイベントにも期待薄

7/10(月) 14:03配信

Bloomberg

外国為替市場に戻ったボラティティーに飛び付いたトレーダーは、落ち着きを取り戻す必要があるのかもしれない。

7日発表の米雇用統計や最近数週間に中央銀行の当局者が発したタカ派的コメントが引き金となった相場変動にもかかわらず、外為市場に無風状態が戻り、それが数カ月続くとの見方をオプション取引は引き続き示唆している。

今週予定されるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言やカナダ銀行(中銀)の政策決定委会合も、中・長期的なボラティリティーを示す指数を押し上げるには至らない可能性が高い。

カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)などは、世界的に今年7-12月(下期)に金利が上昇するとの見方が強まっているものの、外為市場が近いうちに無風状態から継続的に抜け出す可能性はほとんどないとみている。

CIBCのシニア外為・マクロストラテジスト、ビパン・ライ氏は「主要中銀がゆっくりとした漸進的アプローチを取るとわれわれは確信している。ある程度の短期的な上昇はあるもしれないが、今後数カ月および数四半期にわたり資産全般のボラティリティーが引き続き抑制される公算が大きいことを示唆している」と述べた。

JPモルガン・チェースの指数によれば、通貨ボラティリティーは過去2週間で5.8%上昇したが、先月は2年余りで最も低い水準を付けた。

原題:FX Traders Pining for Volatility Face Setback as Doldrums Loom(抜粋)

Lananh Nguyen, Robert Fullem

最終更新:7/10(月) 14:03
Bloomberg