ここから本文です

【WITB】今季2勝目を挙げたイ・ミニョンのクラブ変更の謎

7/11(火) 6:55配信

ゴルフ情報ALBA.Net

国内女子ツアー「ニッポンハムレディスクラシック」最終日、首位スタートのイ・ミニョン(韓国)がトータル19アンダーをマークし、悠々と逃げきって早くも日本ツアー2勝目を記録した。注目は前回優勝した「ヤマハレディース」に比べ、大きくクラブセッティングを変えていた点だ。

大会最終日を350枚を超える写真で振り返る!アン・シネも激写

まずはユーティリティ。以前はロフト19度の「M1」ユーティリティを入れていたが、今回は男子プロなどが使用する20度の「Rsi TP UDI ドライビングアイアン」を採用した。ミニョンは「今大会で使うために用意してもらった部分もある」と短いコメントだったが、その理由をテーラーメイドの担当者は次のように語った。

「彼女はウッドよりもロングアイアンを好む傾向にあります。ライン出しを好む男子プロ同様に、ロングアイアンのほうが打ちやすいといいます。通常のユーティリティだと球がつかまりすぎるため、フェードヒッターであり球を左へ打ち出したい彼女はそれを嫌がる。女子ツアーではヘッドスピードが速く飛距離も出るタイプなので、新たにユーティリティ型アイアンの要望があったわけです。ただ、シャフトはアイアン同様に、『N.S.PRO950 GH』のフレックスRを使用。軟らかいシャフトで打ち出し角の高さを補っています」(テーラーメイド担当者)

アイアンもPGAツアープロが愛用している「P750 Tour Proto」にモデルチェンジ。こちらも女子ツアーではほとんど使われないハードヒッター向けのモデルだ。

「上からダウンブロー軌道で打てる彼女は、低重心型モデルよりも少し高重心型モデルのハーフキャビティ形状のほうが芯に当たり、飛距離も出ます。スピンコントロールもしやすいのも使う理由の一つでしょう」(テーラーメイド担当者)

小さな顔を好む傾向もあり、やや小型ヘッドで操作性の高い現在のモデルに変更したのだという。

ツアー参戦1年目ですでに2勝をマークしたイ・ミニョン。そのパワフルなショットを生かすセッティングで、今後も勝利を重ねる可能性は十分にある。


【イ・ミニョンのクラブセッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:テーラーメイド グローレF2 ドライバー(9.5°、ディアマナBF50/S)
3W:テーラーメイド M2 Tour FW 2017 (13.5°、ディアマナBF50/S)
3I:テーラーメイド Rsi TP UDI ドライビングアイアン (20°、N.S.PRO950 GH/R)
4I~PW:テーラーメイド P750 Tour Proto アイアン(N.S.PRO950 GH/R)
AW:タイトリスト ボーケイ SM6 ウェッジ Fグラインド( 48°、N.S.PRO950 GH/R)
AW:タイトリスト ボーケイ SM6 ウェッジ Fグラインド (52°、N.S.PRO950 GH/R)
SW:タイトリスト ボーケイ SM6 ウェッジ Mグラインド (58°、N.S.PRO950 GH/R)
PT:テーラーメイド TPコレクション SOTOパター
BALL:タイトリスト PRO V1

(撮影:鈴木祥)<ゴルフ情報ALBA.Net>