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<葵わかな>映画「逆光の頃」の舞台・京都が好き「どうしてここに生まれなかったんだろう」

7/11(火) 11:30配信

まんたんウェブ

 「コップのフチ子」の原案でも知られるタナカカツキさんのマンガが原作の映画「逆光の頃」(小林啓一監督)が全国で順次公開されている。俳優の高杉真宙さんが主演し、京都を舞台に、どこにでもいる平凡な高校生、赤田孝豊が思春期ならではの漠然とした不安を感じながらも、さまざまな経験をして成長していく姿を描いている。この作品でヒロインとなる孝豊の幼なじみの“みこと”役で出演した葵わかなさん。今秋のNHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインも演じる葵さんに、今作のヒロイン像や撮影エピソード、舞台となった京都の魅力などについて聞いた。

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 ◇原作マンガにオリジナルエピソードを交えて構築

 原作はタナカさんが1988~89年にマンガ誌「コミックモーニング」「モーニングOPEN」(共に講談社)で連載したマンガで、映画は原作の3話にオリジナルエピソードを交えて構成されている。京都で生まれ育った高校2年生の赤田孝豊(高杉さん)は、バンド活動のため学校を休みがちな同じクラスの公平(清水尋也さん)との友情や、同級生の不良・小島(金子大地さん)とのケンカ、幼なじみのみこと(葵さん)への恋などを経験しながら高校生活を送っている……というストーリー。佐津川愛美さん、桃月庵白酒さんらも出演している。「ももいろそらを」(11年)や「ぼんとリンちゃん」(14年)で知られる小林監督は脚本も担当した。

 ◇監督のダメ出しで新しい扉を開かされた

 ――原作を読んでどう思いましたか。

 すごく不思議な話だなと思いましたね。とくに大きな事件があるわけじゃなく、孝豊の日常を切り取っている。独特の世界観がある不思議なお話だなと思いました。

 ――初ヒロイン役ということで、ご自身の中でのヒロインみこと像は? 監督の要求と合わせるのは難しかったとか。

 マンガが原作ということもあると思うんですけれど、私から見て現実味のない女子だなと思ったんですね。孝豊目線で見たお話だから、女子にとってはそう感じるのかもしれないのですが、リアルな感じがあまりなくて。台本になったときも、みことだけすごくキャラクターっぽいなと思ったんです。みこと自体がどう思っているのかあまり描かれていないし。それを実写で人間が演じることによって、リアルな女子らしさが出るとそれはダメなんだと思って。自分との共通点をあまり考えないようにして、(台本の)文字で浮かび上がるイメージだけで演じなければいけないんだと。そこは難しかったです。

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最終更新:7/11(火) 11:30
まんたんウェブ