ここから本文です

KDDI上海が工場IoT化を推進、江蘇省の製造イノベーションセンターと協業

7/11(火) 10:32配信

BCN

 KDDI中国現地法人の上海凱迪迪愛通信技術(KDDI上海、伊藤博総経理)は、江蘇省全域で工場向けIoTソリューションを展開する。同省で「常熟グリーン智能製造技術イノベーションセンター」を運営する菱創智能科技(常熟)(菱創智能、範文勝総経理)と協業した。KDDI上海のIoTソリューションを、菱創智能が中国企業に対して販売していく。

 菱創智能は、江蘇省常熟市と民間企業が共同出資で設立した企業で、「常熟グリーン智能製造技術イノベーションセンター」は、ファクトリーオートメーション(FA)やロボット、IoT分野における新技術の研究開発や新事業の創出、工場のスマート化推進を目的として開設された。常熟国家高新技術産業開発区に位置し、8700?の敷地面積に、常設展示スペースや200人規模のセミナールーム、産学連携による研究スペースを内包する。

 今回の協業によって、KDDI上海は同センター内に常設展示ブースを設置。スマートデバイス活用の遠隔作業支援システム、工場内のデータをリアルタイムで取得・可視化するソリューション、レポートのペーパーレス化を実現する電子帳票システムなど、企業向けIoTソリューションの展示・デモを行う。菱創智能は、これらIoTソリューションを、中国企業に向けに販売代理する。これによって、KDDI上海は江蘇省内全域の工場を開拓していく。

 中国政府は、2015年に製造業の高度化を目指す「中国製造2025(中国製造業10か年計画)」を発表。製造業イノベーションセンターの建設による工場スマート化を5大プロジェクトのひとつに指定しており、「常熟グリーン智能製造技術イノベーションセンター」はその一環となる。中国第2位のGDPをもつ江蘇省は、製造業を含む第2次産業がその約半分を占め、大きな投資が見込まれる。

最終更新:7/11(火) 10:32
BCN