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AKB総選挙に税金2800万円、その目的とKPIはおかしいのか正しいのか

7/11(火) 11:06配信

Web担当者Forum

今日は、プロジェクトや事業のゴール設定とKGI、KPIに関するお話しを。沖縄で開催されたAKB総選挙に税金2,800万円が支出されていて、その成果指標に関する話題が上がっているのです。

 

AKB総選挙に国費2800円

先日沖縄で開催されたAKB総選挙(正式には「AKB48 49thシングル選抜総選挙」および「AKB48グループコンサート」というようですね)に、国からのお金2,800万円が支出されていたという話題が、河野太郎議員のブログの「OKN48」という記事で解説されています。

記事では、国費の支出に関して次のように解説しています。

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2800万円の国費を使ったAKB総選挙が終わった。
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今回、閑散期におけるAKB総選挙の沖縄開催が、沖縄観光の発展に資するという名目で、会場設営費等が助成の対象になった。
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公的なお金であれ企業のお金であれ、何らかの支出をするからには、目的設定が必要です。「どうなれば、やって良かったとみなすのか。どうならなければ成功ではなかったとみなすのか」ですね。

通常は、その目的を達成できているかを判断する指標を「KGI(Key Goal Indicator)」として設定します。ただ、目的は多くの場合大きなものですぐには判断しきれないため、KGIを達成する方向に近づいているかどうかを「KPI(Key Performance Indicator)」として設定します。

さて、今回の国費を使うに理由については、次のように設定されていたということ。これが達成すべき「目的」ですね。

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なぜ、AKB総選挙が沖縄観光の持続的発展に資するのかという問いに対して、総選挙という大きなイベントを行うことで、今後の閑散期にAKBの公演を誘致することにつなげたいということだが、
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そして、今回の支出がその目的に対してどの程度役に立ったかの成果指標として、次のようなものが設定されていたということ。これがKPIですね。

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この事業の成果指標は、県外からの観光客数8000人となっている。
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あれ? 何か変ですね。どうも、目的とKPIが合致していない印象があります。

河野氏も次のように疑義を呈しています。

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今後のAKBの誘致が目的ならば、成果指標は来年度以降のAKBの沖縄公演の日数または回数などでなければおかしいのではないか。
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最終更新:7/11(火) 11:06
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