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ダブル「連理」で無限大の愛? 良縁祈願スポットに

7/11(火) 8:00配信

神戸新聞NEXT

 2人の愛は無限大? いったん分かれた幹が再びくっつき、末広がりを意味する数字の8や「∞(無限大)」のような形になったサザンカの古木が、兵庫県三田市天神3の三田天満神社で見つかった。縁結びや夫婦円満の象徴とされる自然現象「連理」が2度繰り返された珍しい木。生田真宮司(55)は「男女の仲だけでなく、仕事や人間関係などさまざまな良縁にあやかって」と呼び掛ける。

 連理は、2本の樹木が癒着したり、1本の木の幹や枝が分かれて再びくっついたりする現象。中国唐代の詩人・白居易による叙事詩で、玄宗皇帝と楊貴妃が永遠の愛を誓う言葉「連理の枝」として知られる。

 同神社のサザンカは高さ約6メートル、幹の直径約30センチで、樹齢は百数十年。約3メートルの高さで分かれた幹が結合し、さらに分かれた後、再び癒着している。数字の8のように穴が二つ開いて見え、5月末に参拝客が気付いたという。

 サザンカの木は本殿の南側、安産に御利益があるとされる社の前にある。神社の新たなシンボルにしようと、境内にあったハート形の敷石2個を近くに移し、良縁祈願のスポットにした。縁結びを願えるように、ピンク色で赤いひもの付いたハート形の絵馬も用意した。

 木は少し弱っていたため、枯れ枝を間引き、地面を掘り返して新しい土を入れた。生田宮司は「無限大かつ、末広がりの御縁を授ける木として大切にしていきたい」と語る。(神谷千晶)

最終更新:7/11(火) 8:18
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