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エリック・B&ラキムの30周年記念再結成コンサート、ドキュメンタリーが製作決定

7/11(火) 23:40配信

bmr.jp

エリック・B&ラキムの30周年記念再結成コンサート、ドキュメンタリーが製作決定

エリック・B&ラキムの30周年記念再結成コンサート、ドキュメンタリーが製作決定

音楽史に名を刻むヒップホップの名作『Paid In Full』の発売30周年を記念したエリック・B&ラキムの再結成コンサートが先日開催されたが、早くもこのスペシャルな公演のドキュメンタリー化が動いているという。

1987年に発表されたデビュー・アルバム『Paid In Full』で新風を吹き込み、2004年にEntertainment Weekly誌が「史上もっとも偉大なヒップホップのアルバム」に選出するなどその後のシーンに多大な影響を与えたエリック・B&ラキム。1992年発表の4作目『Don't Sweat The Technique』を最後に個々のソロへと転じ、デュオとしては解散状態となっていたが、昨年10月、「ご要望により」エリック・B&ラキムが2017年に再結成されることが発表。だが、代理人が米Rolling Stone誌に事実だと認めた数日後には、Okayplayerに対してエリック・B&ラキムのマネジメント側が「エリック・B&ラキムの再結成に関する声明はいずれも全くの嘘」と完全否定し、ファンを混乱させていた。

しかし、『Paid In Full』の発売30周年を記念して、ついにエリック・B&ラキムの再結成が実現。7月7日、ニューヨークのアポロシアターで記念コンサートが開催され、20年以上ぶりにエリック・B&ラキムのパフォーマンスが行われた。“I Ain't No Joke”、“I Know You Got Soul”といったヒットが披露されたほか、当日はEPMD、メイン・ソース、ティー・ラ・ロック、フレイヴァー・フレイヴ、アイス・T、ロクサーヌ・シャンテ、スリック・リック、キッド・カプリ、クール・ハークといった豪華な顔ぶれが彼らの30周年を祝福しに登場したという。

残念ながら、エリック・B&ラキムの再結成は現時点でこの日かぎりのものだとのことだが、このメモリアルな光景はしっかりと撮影されたようだ。米Billboard誌が報じたところによると、当時エリック・B&ラキムをレーベルと契約した人物でもあるラッセル・シモンズが立ち上げたメディア All Def Digitalが、オンデマンドのビデオ・ストリーミング・アプリ「Sessions X」や、マーケティング会社のTalsa Mediaなどと共に、正式にドキュメンタリー化を進めているとのこと。撮影された映像は、4KだけでなくVRにも対応する形で使用されるようだ。

エリック・B&ラキムはこのドキュメンタリー化について、「ラッセルが映像化を進め、またアポロのステージの上にあらゆる友人たちが集まるよう手配してくれた。それにより、あの素晴らしい夜に『Paid In Full』ポッセを復活させ、ヒップホップのカルチャーを祝福することができた」とのコメントを発表。またラッセル・シモンズは、「世界に、そして新たな世代に、エリック・B&ラキムが灯したクリエイティブな火花を目撃する機会を提供できることに興奮している。このデュオはカルチャーを前進させ、そして今日に至るまで全てのDJやMCたちは彼らの影響下にある。このような素晴らしいアーティストと再び手を組むことができるのは大変な名誉だ」と述べている。まだ具体的な内容やリリース時期などについては発表されていないが、傑作『Paid In Full』と共にヒップホップ史に名を刻むドキュメンタリーになることが期待されるところだ。

最終更新:7/12(水) 0:30
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