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2頭が“接客”愛嬌振りまく 太地のクジラと泳げる海水浴場

7/11(火) 7:55配信

産経新聞

 太地町のくじら浜海水浴場で10日、小型クジラと一緒に泳げる国内でも珍しいイベントが始まった。体長約3メートルのハナゴンドウ2頭が“接客デビュー”し、海水浴客の間を縫って、しなやかな泳ぎを見せていた。8月21日まで。

 2頭は、町立くじらの博物館で飼育されているサツキ(雌、推定8歳、282キロ)と、セージ(雄、推定6歳、258キロ)。1週間前から海水浴場内のいけすで海水浴客に慣れさせる訓練を受けており、海水浴場内に放されると勢いよく並んで泳ぎ始めた。

 最初は仲間と勘違いしたのか、黒いウエットスーツ姿の客ばかりに近寄っていたが、そのうち家族連れの間にも紛れ込んで愛嬌(あいきょう)を振りまいていた。

 2頭は毎日、午前11時と午後1時の2回、15分間外に放される。沖にはネットが張られており、海水浴客らは泳ぎ回るクジラを間近で見ることができる。また、博物館職員がクジラに餌を与えながら生態などを説明する。

 京都府宇治市の菅谷美心(みう)ちゃん(5)は、父親の俊友樹(としゆき)さん(34)ら家族4人で初めて訪れた。海水浴場はインターネットで見つけ、1泊2日の旅行の途中で寄ったという。美心ちゃんは「クジラは大きくて、かわいかった。怖くはなかったよ」と照れながら話していた。

最終更新:7/11(火) 7:55
産経新聞